セブでの結婚と大家族生活【セブの5年間を振り返る5】

「平成」の時代も終わり「令和」の時代が始まりました。

私の大好きな映画「ローマの休日」においては王妃である主人公のその責務における葛藤が描かれています。

おぼろげな記憶で中学校だか高校だったかも忘れました授業で「天皇制」を学んだとき授業の内容は全く覚えていないのですが、

ただ『職業選択の自由も無く、住居も移れないし表現の自由も制限され選挙権もない。憲法で保障されている基本的人権がほとんど認められていないし、四六時中、一挙手一投足が注目(監視)されるプレッシャーの毎日が永遠に続く』なんて自分だったら頼まれても絶対に断る、というような感想を持ったことだけ覚えています(誰も頼みやしませんが)。

人はだれしも自分の親や境遇を選んで生まれてくることはできません。自分に定められた責務を全うされたいま、今後は少しは気持ちを楽に休まれる時間が持てることを願わざるを得ません。

『令和』

さて、新しい元号「令和」についてですが、少し前に外務省が省内の公文書で元号表記を取りやめ、西暦に原則として統一する方向で検討に入ったことが波紋を広げ、官邸が不快感を示したとの報道がありました。

「現在、公文書に和暦の記載を義務付ける法令はなく、西暦を併記する明確な基準もない。」とのこと。(日本経済新聞「公文書の西暦表記、義務づけ見送り 政府方針」 )

地方自治体では西暦と併記するケースも増えてきているようですが私が働いていたころは元号のみでした。

元号使用は違憲だという裁判も弁護士から起こされたそうです。「『基本的人権を侵害しており、耐え難い苦痛だ』元号制定の違憲訴訟を起こした山根二郎弁護士を生直撃」(HUFFPOST)

一方この裁判に関する他の弁護士のコメントもあります。「新元号【令和】の法的な根拠」(堤&パートナーズ法律事務所)

別に私文書まで元号を強制しているのならまだしもそうでないのだから基本的人権を侵害してるとまでいえるのか。

西暦にしてもイエスキリストの生誕を紀元(AD;anno Domini nostri Jesu Christi(その年の救世主イエス・キリスト))とするバリバリ宗教的なキリスト教暦とも言えるでしょうし。

仮に仏歴やイスラム歴であろうが役所や政府が決めたことに対してもし反対の世論があるなら最終的には(民主主義の世の中ですから)国民の選挙で選ばれた国会議員によって国会で決めればそれでいいように思うのですが、どうでしょう。(元号の使用に関しては信条だけでなく外務省のように不便であるとか色々な意見はあっていいと思います。)

この様な事でも「基本的人権が侵される耐え難い精神的苦痛を感じている」なんてきっと毎日大変な思いで生きておられるのだろうなあ。

しかし、話はそれますが、こういったニュースを耳にすると、政府のやることなどに対して身の安全の上で自由に意見が言えたり裁判が起こせる国に住めるということは本当に幸せなことと感じます。

世界では権力に対して自由な発言が許されない国が沢山あります。

フィリピンではドゥテルテ大統領に対して批判的な政治家やジャーナリストを不当に逮捕したり人権を侵害しているという報道があります。

私自身はフィリピンのようにそもそも政治や、警察、役所の腐敗もみられ市民の権利や安全が十分に確保されていない国で、信念にもとづきリーダーシップをもって麻薬対策や外交、内政問題に対する毅然とした対応で臨んでいる姿勢は賛同し評価しています。

ただし、そのことに反対する者を不当に弾圧したり正当な裁判の権利を侵害することはあってはならないと思います。

民主主義で選ばれた権力者は就任後数年もすれば支持率が落ちる者も多い中、フィリピン国民の多くは今でもドゥテルテ大統領を支持しているのですから、文句があったら遠慮なく裁判してみろというくらいの懐の大きな対応が望まれるところです。 「ドゥテルテ大統領の支持率が一部で9割近くに上る理由」(Forbes(2019.1.15))

さて日本は10連休に突入しました。とはいっても休めない方も多いのではないでしょうか。 一方、労働基準法が改正され、4月1日からいわゆる「有給休暇の取得義務化」が施行されました。

働き方改革の一環だそうですが、連続で有給休暇が取得できるようならセブはアクセスも比較的便利ですので是非お越しください。

今後は観光や滞在情報を充実させていきたいと思っています。

さてフィリピンでは来月の5月13日(月)は3年に一度の中間選挙が実施されます。フィリピン全土で上院、下院及び地方選挙(州知事、副知事、州議会議員、市町長、副市町長,市町議会議員)の投票が行われる予定です。

【領事班からのお知らせ】中間選挙に伴う注意喚起」(在フィリピン日本大使館)   

前日と当日は酒類の販売が禁止されています。私は今はあまり飲んでいないのですが、以前は毎日ビールを飲んでいたので、買えなくてがっかりした記憶があります、

フィリピンの選挙では銃による殺害事件等も発生しています。上記の注意喚起でも「集会やデモ」とともに「 公共の場,公園,ショッピング・モールなど不特定多数の人が集まる場所では常に周囲に注意を払うように」とされています。

この時期にフィリピンに滞在される方は十分ご注意ください。

では「セブの5年間を振り返る」の続きから

フィリピン人女性との結婚

カミさんとは私がセブに来てまもなく知り合った最初の友人のひとりだったのですが、英語学校を卒業してからは時間もあるのでちょくちょく彼女が働いているオフィスに顔を出しにいったりして親しくなっていったのでした。

やがてタクシービジネスを始めるも1年あまりで最初のビジネスパートナーがギブアップし、彼女にも相談したり協力を求めたりするうちに信頼できる存在となっていきます。

結局知り合って約3年ほどを経て結婚に至りましたが、結果的にはその後二人目のビジネスパートナーに持ち逃げされ(本人は否定していますが)た後はマネージャー業務もこなしてビジネスにも欠かせない存在となっており、公私ともに欠かせない存在であります。

さてフィリピン人配偶者との結婚生活のブログや、「フィリピン人の恋人との付き合い方」みたいな指南はたくさん見られます。

実際に「宗教」「言語」「慣習」「価値観(金銭感覚や、家族との付き合い方、子供ができた場合の子育て方針など)」などの違いを感じることがあるかもしれません。

それらに加えて「経済的状況」や「年の差」であったり、「日本に住むかフィリピンに住むか」、「日本で暮らす場合は親族や周囲の偏見に見舞われるケースもありうる(※)」と様々なシチュエーションで状況は異なり一概には言えない面があります。

※(もっとも私の従妹もナイジェリアだったかのアフリカ人男性と結婚して日本で暮らしており、伯父も当初は反対していたが今は普通に見守っているそうです。また、近年のハーフのスポーツ選手や芸能人の活躍などもあり、昔に比べるとアジアや南米、アフリカの人などとの国際結婚に対する偏見は少なくなっているかもしれません。)

しかし国際結婚の離婚率は高く、またその中でもフィリピン人との離婚率が比較的高いというデータもあるようです。日本人同士と比べれば障害が多いのは確かでしょう。

日本人とフィリピン人との結婚のパターンはいくつかあると思いますが、私のケースについて結婚から家族と暮らすまでを振り返ってみたいと思います。

結婚手続きは日本でするか、フィリピンでするか

フィリピン人と結婚するためには日本で手続きをする場合とフィリピンで行う場合の二種類があります。

フィリピン人が結婚後に日本で予定の場合などはビザの申請と併せて日本で結婚手続きをとることもできるようですが、私のようにフィリピンに生活基盤がある場合はフィリピンで手続きをとるのが通常かと思われます。

フィリピンで行う場合は、日本人が領事館での「結婚要件具備申請」と、プレマリッジセミナー、結婚式等の際にある程度の期間フィリピンに滞在する必要がありますので日本に生活基盤のある方はしっかりと準備して予定を立てることが肝要です。

フィリピンでの結婚手続きはフィリピン人同士の結婚であれば当然皆自分で行いますし、片方が外国人だからといって特別に難しいことはなく、手続きにかかる費用もそれほどかかりません。(フィリピンに住居がなければ滞在費は必要ですが)

ただし、日本人同士が日本で結婚届を出すのとは異なり非常に手間がかかりますし役所とのやり取りは二度手間を強いられたり面倒ではあります。

フィリピンでの結婚手続き

領事館へ行き手順を確認

領事館に行くと手続きの案内が日本語版英語版とも紙でもらえます。また、在フィリピン日本大使館ホームページの「各種手続き」ー「フィリピンでの結婚手続きについて(以下「案内」という)」に同じものが掲示されており、この案内に沿って思い出したことをお話ししていきます。

https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/00_000126.html

また、フィリピンの結婚手続きについては英語ですがこちらのHP 「How to Get Married in the Philippines – An Ultimate Guide」
https://filipiknow.net/how-to-get-married-in-the-philippines/
に詳しくのっています。

手続きの流れ

  • ステップ1:婚姻要件具備証明書の入手 (在フィリピン日本国大使館(マニラ,セブ,ダバオ))
  • ステップ2:婚姻許可証の入手(フィリピン人婚約者の住所地の市区町村役場)
  • ステップ3:挙式,婚姻証明書の入手(挙式挙行地の市町村役場または国家統計局)
  • ステップ4:婚姻届の提出(日本の本籍地市区町村役場または在フィリピン日本国大使館)

※以下枠内の部分は上記「案内」からの引用です。


ステップ1: 婚姻要件具備証明書の入手

まず最初に日本人である私が領事館で「結婚要件具備証明書」を取得します。

私の場合は3か月以内の戸籍謄本を持っていなかったので日本から取り寄せました。この時は父は元気でしっかりしていましたので国際郵便(EMS)で送ってもらいました。

EMSは配達状況が確認できるにも関わらずフィリピンではちゃんと届かなかったり上乗せの手数料を請求されたというような話も聞きますが、私の場合は問題なく届きました。

「案内」にもありますが「結婚要件具備証明書」は提出する前にコピーを数枚とっておきましょう。


ステップ2:婚姻許可証の入手

次は結婚許可証を入手する手続きです。日本と異なり結婚するためには許可が必要なのです。

この段階で実は妻の洗礼(バプテスマ)証明書が必要とされたのですが記載事項に間違がありました。

そのため出生地であるセブから車で片道4時間くらいかけてセブ島の反対側にある街タビュエランの教会まで行ったりもしました。

私の知り合いでも出生証明書の性別が違っていたり名前が違っていたり、そもそも届け出がなされていないという人もいます。(ミンダナオ島などの出身者に多いように思えます)

我が家に同居しているの義弟の彼女も出生届がなされておらず。就職にも不利でもあるのでカミさんはそのうち何とかしたいと思っているそうです。

結婚許可の手続きに関してはダウンタウンにあるPSA(Philippine Statistics Authority)(※案内では「PSA(旧NSO)」と書かれています)にも何度か足を運びました。

3年くらい前の当時は申込者が多くてさばききれずに先着順で一定人数で打ち切られるため、早朝から並ばなければなりませんでした。今はネットで申請できる書類も増えてきているので最新の情報をご確認ください。

プレ・マリッジセミナーに出席します。

さて一通り書類がそろったら結婚式を行う前にセミナーへの出席が義務付けられています。

市役所の保健局が主催するセミナーで正式には「the pre-marriage counseling, family planning, and responsible parenthood seminar」というようです。

このうち前者のカウンセリングは18歳から25歳までの申請者が参加するもののようで私は後者のセミナーに参加しました。

場所はアヤラモールとロビンソン・ガレリア の間にある「Cebu City Health Department」で書類を提出するとともにセミナーの予約をしようとしたのですが当月分は既にいっぱいで翌月まで待たなければなりませんでした。

1か月待って参加。午後から4、50人くらい入る会場で始まり前半は英語のビデオを見て、後半はセブアノ語の講義でさっぱり分かりません。家族計画とか性教育みたいなことをしてました。

司会者が「相手のどこが好きか」という質問をして全員がそれぞれ答えるなどフィリピンっぽいのりでした。見た目私より年上の欧米人もいましたがものすごく熱く愛を語っていたのが印象に残ります(英語で内容はほとんど理解できませんでしたが)。

やはりあちらの人の愛情表現は凄いですね。

私は現地語はもちろん英語もろくにしゃべれませんので一言だけでした。セミナーは午後からの半日でしたが以前は全日やっていたそう。大変だ。


ステップ3:挙式,婚姻証明書の入手(挙式挙行地の市町村役場または国家統計局)

結婚許可書を得たら、いよいよ挙式をあげ、婚姻証明書を手に入れます。

フィリピンでは,婚姻を挙行できる権限のある者(婚姻挙行担当官:牧師、裁判官など)が法律で定められており、この婚姻挙行担当官と成人2名以上の証人の前で婚姻の宣誓を行い、婚姻当事者と証人が婚姻証明書に署名し、これを婚姻挙行担当官が認証することにより婚姻が成立します。

教会で挙式は費用が高く、キリスト教徒でも役所で行うケースもあるそうです。また、最初に紹介した英語版の結婚案内HPによれば、私のように配偶者がクリスチャンで無いケースは改宗するか、しないにしてもいろいろ手続きが面倒のようです。

結局私の場合はSMの近くにある裁判所「Cebu City Hall Of Justice」で行いました。

ものすごく厳しそうな女性裁判官で何か言われたのですが聞き取れず「彼は英語じゃべれないの?」みたいにむっとした顔をされて、(事前にインタビューがあって英語力がないのは分かっているはずなのに)、裁判を受けてるような変な緊張感に満ちて始まりました。

証人として同席してくれた友人がフォローしてくれたりして何とか無事終えましたが冷や汗が出ましたが、この間裁判所専属らしきカメラマンがパシャパシャと写真を撮っていて指輪の交換も無事終了。

このころには大分うちとけて、いかめしかった裁判官も笑顔で記念写真を撮ったのでした。

ステップ4:婚姻届の提出(日本の本籍地市区町村役場または在フィリピン日本国大使館)

婚姻証明書手に入れたら領事館に行って結婚届を提出します。これで日本の戸籍にも結婚したことが記載されます。

この手続きによって日本の戸籍にフィリピン人配偶者が記載されるのですが、フィリピン人配偶者が日本国籍を得るわけではないので、日本人欄に備考として記載されます。

領事館に記入例の冊子が用意されていますのでそれにそって手続きを進めます。なお、配偶者名はカタカタで記載されますので発音表記が微妙なケースはあらかじめ決めておいた方がよいでしょう。

結婚ビザ取得

無事結婚手続気が終わり一息ついて、次は私自身のビザを結婚ビザに変更することにしました。

リタイアメントビザについて

そのとき私は既にリタイアメントビザを取得していました。(クウォータービザというのもありますが、エージェントの仲介料がものすごく高いようなので諦めました。)

リタイアメントビザは主に「SRRVクラシック」か「SRRVスマイル 」 から選ぶことになります。私の場合は当時は預金の投資への転換ができない 「SRRVスマイル 」にして預金は20,000ドルでした。

リタイアメントビザは次のような特徴があります

  • 永住権を取得できる
  • 年会費$360が必要(3人(配偶者及び20歳以下の子供)まで含む)
  • 定期的にIDであるICR-Icardの更新が必要
  • 就労の際は就労ビザを取得する必要はないがAEP(外国人労働許可証)の取得が必要
  • 出国の際、「出国許可証(ECC)」は必要ない
  • フィリピンンに入国する際にリターンチケットは不要
  • 旅行税の免除(滞在期間が1年未満の場合)
  • 語学学校などに就学する際「SSP」が免除になる

毎年かかる維持費

リタイアメントビザを取得した場合、年会費は360ドルですからおよそ18,000ペソででしょう。観光ビザだと1年間で約25,000ペソくらいのビザ更新料がかかります。ECCの免除などいろいろな要因にもよりますが一人であれば約5~6年、夫婦で二人なら2~3年でペイできる感じでしょうか。

結婚ビザであれば毎年一月に義務付けられているアニュアルレポートの310ペソで済みます。

取得手続き

私の場合はリタイアメントビザも結婚ビザも知り合いのつてでエージェントにたのみましたが、最初の取得手続きに関してはリタイアメントビザは退職庁が親切に手伝ってくれるようです。結婚ビザは所管の移民局の事務がいまいちで少々難儀しますがネットの情報も充実してますので英語力があればどちらも自力で可能かと思います。

取得費用は自力で行う場合の実費はリタイアメントビザで1万ペソ程度、結婚ビザは1年目の仮ビザ、2年目のパーマネントともに1万ペソ弱でしょう。

結婚ビザについて

パーマーネントが承認されてACR-Iカードが届いたのは約1年後です。この間は出国する場合は事前にイミグレーションの許可書が必要でした。運転免許証もそうですが、たかだかカードを作るのに何故そんなに時間がかかるのか不思議でなりません。

結婚ビザに関する情報ではネットでは13Aで申請すると1年間はテンポラリーで翌年に正式にパーマネントとして認められるということは共通しているのですが、その翌年に取得できるビザは13A,13B、13Eなどの情報があります。

もしかしたら制度が変わったのかもしれませんが私の場合はACR-Iカードには13Aとの記載があります。

13EというのはReturning Resident で移住者ということで「割り当てビザ(クウォータービザ)がこれにあたります。

以前結婚ビザについて触れたときに「離婚や死別した場合には権利を失う」と書いたのですが、実はネットで調べる限り13Aの要件では「離婚で権利を失う」こと書かれているのですが死別については触れられていません。(※以前のブログは追記します)

とはいえ13Aはあくまで結婚(配偶者)ビザですからその権利は失うものと思うので、今回その点を確認しようと思ったのですが、結局よくわかりませんでした。

考えられるのはなんとなく13Aがそのまま更新される(13Aの更新では配偶者の有無はいちいち書面で確認されない模様)か、13Eに変更する道があるのかもしれません。

私は心配性なのでもしこうなったらどうなるのかとかいう疑問が沢山あるのですが、フィリピンでは仮定の話を聞いてもはあまりシリアスに扱われませんし不正確です。

特にセブのような地方の場合、役所仕事は中央集権で最終的な判断はマニラに聞かないと分からないのです。

その一方で日本の役所だと疑義がある場合は権限のあるセクションに確認するのが普通ですが地方の役所が勝手に判断して行っているケースも結構ありそのために後日、取り消されたりやり直しになったりというトラブルもあります。

このあたりはビジネスにおいても頭の痛いところです。

では次は生活について

ギャップだらけ

考えてみれば私の場合は先ほど述べたなかでも「宗教」は異なり、「言語」は彼女は日本語はほとんどできず私も現地語はほとんどできずかろうじてつたない英語でのコミュニケーションです。                

言葉が通じないので何言っているか分からないので口喧嘩にならないというメリット?はありますが(笑)

「慣習」「価値観(金銭感覚や、家族との付き合い方、子供ができた場合の子育て方針など)」などの違いを感じることがあるかもしれません。

日本人同士と比べたらギャップだらけです。

引っ越し

スクウォッター生活は以前もお話ししたところですが、結婚して間もなく親戚から譲り受けた場所に約20万ペソで家を建て、移り住むことにしました。

それまで住んでいたアパートから家賃の更新時期に合わせて引っ越しました。最初に住んだアパートもそうですが家賃3か月分のデポジットが更新時期に引っ越さないと帰ってこない契約なのです。

フィリピン日本の引っ越し業者のようなものがあるのかどうかわかりませんが、荷物も少なく、1日600ペソで運転手付きのバンを借りて家族や友人の手伝いでの引っ越しでした。

配偶者とフィリピンで暮らす(大家族生活)

事前によく考えないと難儀する。でも実際にやってみないと分からないことがたくさんある。

フィリピン人と結婚しようと思った場合、一番大きな問題は家族との関係かもしれません。その中で金銭に関することが悩みの種になるケースも多いのではないでしょうか。

フィリピンで暮らすにしても家族とは離れた場所に住むというのもあるかもしれません。私の場合はセブでビジネスを始めてしまったことからそのチョイスはありませんでした。

私自身がひとりっ子だったこともあり大家族の中で暮らしてみたいという気持ちがあったのは確かで、さらにディープなフィリピン生活は楽しみでもありました。

よくフィリピン人はこうだといった話を聞くことがありますが、それはそういうケースが多いとかイメージで語ることはできるとは思いますが個々の差のほうがも大きいのではないでしょうか。

外国人から見た日本人のイメージというものもありますが実際にはいろいろなタイプの日本人がいますから。

フィリピンで家族と暮らすのであればそれなりの覚悟と事前の情報収集などの準備をしておくに越したことはありませんが、実際に経験しないと分からないことが沢山あります。

気になることを気にすべきことと気にしないことに分けること

これはフィリピン生活全般に言えることで、以前に移住に関するお話でもしたところですが、日本での生活の価値観をそのままフィリピンに当てはめようとすることには無理があります。

南の国の生活と言えば「こまごまとしたことに拘らずのんびり暮らす」という印象があると思いますが、いざ暮らしてみると「気が付くこと」や「気になること」はいろいろでてきます。

どうしたって気が付くことや気になることが生じるのは防ぎようがありません。大事なのはそれを「気にすべきこと」と「気にしないこと」に振り分ける作業です。

日本人としてフィリピン人や生活において感じる違和感をすべて許容したり日本人としての価値観を捨て去る必要はありませんが、「細かいことを気にしない」という作業は最初のうちは意識して行う必要があるかもしれません。

重要なことや改善できることは「気にすべきこと」としてあとはスパッと「気にしないことです。」これができないとどんどんストレスが溜まっていきます。

自分も周囲もよい関係を保つためのこの「バランス」が大事だと思うのです。

フィリピンタイム

前回のフィリピンとの文化や慣習との違いで書き漏らしていた点があるので捕捉します。(併せて前回のブログに追記します。)

先日、夕方の6時くらいにセブンイレブンに寄った時にそのあとの予定もあり、ふと店内に掛かっている時計をみたら2時くらいを指していました。

思えば最初の頃に泊まった安ホテルの時計も止まっていて全く役に立たたず「外せばいいのに、飾りかこれは」などと思ったものです。その後しばらく街中で注意してみてみるとやはりまっとうな時間を指している時計の方がまれでした。

そういえば、英語学校のこ先生から「フィリピンタイム」というものがあると聞いたのです。そういえば日本でも「沖縄タイム」ってあったような。

待ち合わせに限らず、修理を頼んでも約束の時間には連絡もなくまず来ないなど役所の手続きにしてもフィリピンでは「待たされる」ということは必須であります。

しかし、全部が全部というわけではありませんが、基本的にせっかちだったり時間に不正確であることが生理的に無理な人はフィリピン生活は少しむずかしい面があるかもしれません。

金銭問題

日本で暮らす場合でも仕送りをしたりイレギュラーで援助を頼まれるというケースはよくあるようです。

お金を貸したら返ってこないであるとか持ち逃げされたとか、結婚相手の場合だけでなく友人関係、近所づきあいの場合とも同じようにフィリピンでの生活で金銭トラブルはつきものです。

聖書の「マタイによる福音書の第19章21節では「 イエスは彼に言われた、『もしあなたが完全になりたいと思うなら、帰ってあなたの持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。そうすれば、天に宝を持つようになろう。そして、わたしに従ってきなさい。』」(ウィキソース 口語訳聖書より)とあります。

キリスト教の影響かはよく分かりませんが、裕福な者はそうでない者に分け与えるということが当たり前という感覚も多くの人が持っているのかもしれません。

以前、裕福そうな身なりの女性が見るからに恐らくホームレスと思われる母子を連れてマクドナルドでご馳走していたのを見かけたことがあります。

もっとも、フィリピン人で自分で金持ちと自覚する人は基本的には自分位の裕福な者としか交友関係を持たないといったことがあるのかもしれません。

しかし日本人の場合はフィリピン人との人間関係も一から築いていく中で様々な人と付き合うことが必然であり、その過程でどうしても金銭トラブルが生じやすくなりがちです。

日本人の場合はとにかく見た目で金持ちと判断されてしまします。フィリピン人からすると個人の事情など分かるわけもなく無理はないことです。

ケチと思われようが構わないというのであればそれを貫き通すののもいいですが、私の場合ビジネスをする上で「ケチとみられるデメリット」も考慮し、例えばお金を貸してほしいと言われても「ケチなのではなく余裕がない」ことを丁寧に説明するようにしています。

セブにきて最初の頃はフィリピンを知るために、いろいろとフィリピン料理のレストランなどを食べ歩きましたが、落ち着いてからは質素なものです。

一方手続きや修理などドライバーと一緒の時はなるべくカレンデリアで食事をするなど「余裕がなくても食事をおごる」ようにはしています。

結局お金で寄ってくる人とは長い付き合いにはなりません。まして家族であれば簡単にさよならとはいかないのでなおさらのこと重要な問題です。

家族とも最初の頃から身の丈で接しており幸いにしてこれまで金銭に関してのトラブルはありませんが、一番大事なところでもあり次のようなルールを決めています。

最低限のルールを決める

そういったことで、私がカミさんにお願いした我が家のルールがひとつだけあります。「家計は妻のサラリーでやりくりすること」

他は基本的には口出ししません。

一応家計分として妻のサラリーを決めています。

親戚からお金を貸してくれと言ってもカミさんの財布から出す分には構いませんが、ビジネスマネーからも出すときりがなくなるのでそこはきっちり区別をつけてます。

我が家は母はハウスキーパーの仕事で収入をえていますが、あとは父と弟二人と妹の旦那(正式な結婚はしていません)はたまに日銭を稼ぐ程度です。

私が見る限り弟二人もはちっとも働いているようには見えません。妹の旦那も子供の見ている姿は一日数時間ほどであとは何しているのやら。

それでいて中国製やフィリピン製ではありますがスマホを持っていたりして一度カミさんに「買ってあげているの?」と聞いたところ小遣いなど一切面倒は見ていないとのこと。

これは以前「何もせずぶらぶらとし小遣いをもらうのはよくない」という話もしており、特にルールは決めていませんがカミさんの財布のひもは固くあまやかしてはいないようで、どうやら自分の小遣いは自分で日銭を稼いでいるようです。

フィリピンでは海外からの仕送りなどは比較的ルーズに使われやすいですが、大黒柱(我が家のように長女のケースが多いように思えます)が稼ぐ場合はしっかりと財布のひもをにぎってマネジメントしているような印象をもってます。

「火事と喧嘩は江戸の華」というけれど

南国だとのんびりして穏やかな感じの気質のような気がしますが、フィリピン人はボクシングが国民的スポーツというのが分かるように結構荒々しい面があります。

今の家でも引っ越して数か月ほどしたころに何やら家の前で大騒ぎをしていて、何かと思ったら男同士のげんかで瓶で殴ったとのことで一方が頭から血だらけということがありました。

家族内ではさすがに暴力はありませんが口喧嘩は日常茶飯事です。一方で、私に対しては家族は結構気を使っているのが分かります。


「細かい事を考えるにはこの島は暑すぎる 」

先ほど、「フィリピンタイム」でも触れましたが、ウィキペディアで沖縄の「
ウチナータイム 」や「テーゲー 」という項目があるのですがそのまま「沖縄」を「フィリピン」に置き換えてもほぼ通じるような気がします。

その中で「テーゲー(てーげー)とは、沖縄県で見られる、物事について徹底的に突き詰めて考えず、程々の良い加減に生きていこうという意味の琉球語であり、概念。」だそうです。

「細かい事を考えるにはこの島は暑すぎる」というのは「デーゲー」についての 説明の一つです。

フィリピンで暮らしていてもクーラーがある生活を送っているとあまり実感がわかないかもしれませんが確かに今の時期などは夜も寝苦しく昼間もウトウトとしてしまいます。

暑さで家族みなだらだらしていると自然と細かいことを気にする気力もなくなってきたりします。

現代はストレスに満ちています。

フィリピンはマッサージもとても安いですが、南の国の砂浜で一日ね寝そべっていいたりごろごろするというのも、リラックスする一つの方法ではないでしょうか。

チャレンジ

86歳の三浦雄一郎さんは脳梗塞になりながらも90歳でのエベレスト登頂を目指すそうです。

「86歳の三浦雄一郎氏 脳梗塞だった それでも「90歳でエベレスト登頂を目指す」 (スポニチ)

三浦さんはもはや超人の域ですが、 まったくの普通のおばあちゃんが2018年のイギリスBBCの世界の「100人の女性」に選ばれています。

世界『100人の女性』に選ばれた90歳のおばあちゃん『まだ夢がいっぱいある』」(DANRO(ダンロ)) ↑現在リンク切れになっています。

私がセブに来たのはほぼその半分の年齢(40代半ば)の時でした。今までと異なる環境に身を置くというのも一つのチャレンジです。

異国での生活、ビジネス、結婚生活、家族との同居生活と、多少の困難はあってもそれもまた人生、いくつになってもチャレンジする気持ちを忘れないようにしたいものです。

みなさまもゴールデンウィークをお元気でお過ごしください。

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