2週間のネット不通後ロックダウン以降初めての外出

久しぶりの更新になります。みなさまお久しぶりです。

セブ島は10月もMGCQ継続となっています。

我が家では先月にインターネットが不通になりネットのない生活を2週間以上送っておりました。そしてやっと復旧したと思ったら今度は風邪を引いて、先日、およそ半年ぶりに本格的な外出をしてきました。

今日はそんなお話をちょこっとしたいと思います。

10月もセブ島全域はMGCQ継続

9月29日の大統領会見でマニラ首都圏はGCQ継続、セブ島MGCQの継続が発表されました。

GCQはメトロマニラ全域(NCR)、バタンガス州、西ビサヤ地域(地域6)のバコロド市、イロイロ市、東ビサヤ地区(地域8)のタクロバン市、ソクサージェン地域(地域12)のイリガン市となっており、それ以外はMGCQとなっています。

セブ市は依然として外出許可書が必要ですが、withコロナの最終段階である「ニューノーマル」が少し見えてきたように思えます。

(参考)「フィリピンにおけるコミュニティ隔離措置の最新状況(IATF-EID(感染症対策のための省庁横断タスクフォース)の関連決議概要(仮訳))」(ジェトロマニラ事務所)(2021.09.17)

GCQ、MGCQといった区分はありますが、具体的な検疫規制の内容は基本的にはガイドラインに基づくものの州や自治体単位で異なっているようです。また、集団感染が発生した場合はバランガイやSitioといった集落単位で規制が強化される場合もあります。

約2週間インターネット不通

フィリピンの通信市場は、「PLDT」とアヤラ財閥系の「グローブテレコム」の2社による寡占が続いていました。

なおモバイルサービスの「スマート(Smart Communications)」はPLDTの100%子会社になります。また、通信料金が安く庶民が多く使っている「Sun」も「PLDT」の系列です。

6年前にセブに来たころ、「フィリピンは東南アジアでも最低のネット環境」ということを聞き、実際に経験して「なるほどな」と実感したものです。

今やネット環境は社会インフラとして不可欠で国がすすめる産業育成や投資にも影響しまからドゥテルテ政権になり一層力を入れてきてはいます。

フィリピンでは通信に限りませんが財閥による寡占や利権構造(行政による煩雑な事務手続きもその一部です)などが改革やイノベーション、ベンチャーに対して足を引っ張っています。それらを切り崩すのは容易ではありません。

大手2社では競争原理が働きにくいことから、2019年7月にフィリピン政府から国内第3の通信事業者として事業許可を受けたのがディト・テレコミュニティーです。(この会社は中国電信(チャイナテレコム)が40%、ダバオ市出身の実業家デニス・ウイ氏が率いるウデンナ・コーポレーションが35%、傘下のチェルシー・ロジスティックスが25%を保有する合弁企業ということでフィリピンにおける中国の影響力は感じます)

さらに「NOW Telecom」が国内4社目の通信事業者となったとのニュースがありました。「【フィリピン】ナウ子会社、第4の通信会社に」(NNA)

フィリピンの最新のネット環境ですが、通信速度測定アプリ「Speedtest(スピードテスト)」が、2020年4月の時点で固定ブロードバンドおよびモバイルデータのインターネット速度が最速である国のランキングを表す“Speedtest Global Index”を公開しています。

これによると「モバイル」の上位3カ国は1位韓国、2位中国、3位アラブ首長国連合が100Mbpsを超え、日本は53位で35.37Mbps、東南アジアではタイが57位で34.08Mbps、ベトナムが60位で33.61Mbps。マレーシアが84位で24.69Mbps、インドネシアが115位で17.03、そしてフィリピンは120位で16.44Mbpsとなっています。

固定ブロードバンド」の1位はシンガポールで218.07Mbps、2位香港205.69Mbps、3位ルーマニア175.39Mbps、そして3位にタイが入っていて173.41Mbps、日本は23位で127.09Mbps、東南アジアではマレーシアが41位で87.90Mbps、ベトナムが60位で55.20Mbps、インドネシアが110位で22.53Mbps、そしてフィリピンは106位で25.34Mbpsとなっています。(※Mbpsは通信速度を表す単位です)

なお、通信速度だけではなく安定性も重要です。

私はセブに来て約3年間は「Globe」のポケットワイファイを使っていましたが、昔はじめて携帯電話を手にした頃、うろうろ歩きまわって電波を探したのを思い出すような感じ。無いよりはマシといったところでした。

今の家では同じくGlobeのランドラインを入れました。ポケットワイファイのときと比べるとまだ安定していますがそれでも、止まることはありました。しかし、さすがに何日も連続してということはこれまでは、ほとんどありませんでした。

ちなみに私が加入しているのは1,899ペソのプランです。

今回、修理を頼んでも3度も当日ドタキャンの上、「マニラの方の問題なので」とのこと(ホントかいな)。

そんな大規模なトラブルならさぞかし“おおごと”になっているかと思いきやそうでもなさそう。

たまにカミさんのスマホをデザリングして、最低限のメールチェックと最新ニュースくらいは見ていたのですが、窓際においてかろうじて電波が届くかどうかくらい。

でも、「不便なら不便な生活をするだけのこと。」というスタイルはもう身についているようで、それほどストレスもなく過ごしておりました。

インターネットはもはや電気、水道に続く大事なインフラです。私の場合、今は仕事でネットを使うことはないのでまだいいですが、ビジネスで利用している場合は深刻な問題です。

それでも2週間が過ぎカミさんに「返金を求める」よう連絡してもらったら、なぜかすぐ直り、当月の通信料金は半額にしてくれました。この点は誠意的です。

タクシービジネスでもイミグレでもありましたが、役所などでは手続きが忘れられていたり、コネなどに優先され後回しにされることはよくあります。とりあえず『定期的に催促』をすることは必要です。

そんな最中で、近所にPLDTに勤めている人がいて、今設置されているものはDSL(Digital Subscriber Line:デジタル加入者線)だが同額でファイバー(Fibr:光ケーブル)にできるとの話がありました。(ファイバーのほうが回線速度が早くなります。)

その話の中でその人が副業で不動産のエージェントもやっているとのことで「土地を探している」という話をしたら早速紹介してくれるという話になりました。

以前投稿したようにもともと機会があれば土地探しをしていたのですが、(事情はややこしいので省きますが)できるだけ早く見つけたい状況になっているのです。

今回の土地は予定しているのよりは、かなり広いのでどうしようかと思ったのですが、「見るだけでも」というのでとりあえず見学することにしたのです。

半年ぶりの本格的外出

ネットがやっと再開したのもつかの間、風邪を引いてしまいました。私自身は一歩も家の外にでていないのに風邪は引くものです。今回は軽い症状だったので良かったのですが、やはりコロナでないかと心配になります。

風邪も治ってしばらくたった日曜日に、土地の見学に出かけたのでした。私は今まで家の前の通りに出たことはありますが、3月にロックダウンになって以来初めての本格的な外出です。

ところが今まで履いていていたジーンズもスラックスも入りません。確実に腹回りがひとサイズ以上大きくなっています。草むらを歩くので短パンは履きたくないのです。ようやく1着はけるズボンをみつけたのでした。エクササイズが必要だなあ。

セブ市は「MGCQ」の今も「MECQ」のときに発行された外出許可書が必要です。カミさんはビジネス用ということで会社の証明書を持っているのでマスクとフェイスシールドを忘れずにもっていざ出発!

車の中から観る限り、市内はマスクの着用率はほぼ100%(していないと罰金です)、途中1箇所反対車線に警察のチェックポイントがありました。

途中通った「SMモール」周辺は、コロナ禍以前ですと日曜日の周辺は多くの人であふれていましたが、今は閑散としています。

コロナ以前も日曜日だと渋滞はほぼなしで行けたのですが、交通量は「以前よりかは少ないかな」という感じでしょうか。郊外の風景は以前とそれほど変わりません。

青いヘルメットとユニホームで目立つバイクタクシーのアンガスはまだ走っていませんのでまだ許認可が下りていないのでしょう。

しかしバイクの二人乗りは多く見かけました。少し前に夫婦などの証明があればOKになったとのことでしたが、セブ市内を出るとトライシクルやハバルハバル(バイクタクシー)と思われるバイクは結構見かけました。

ジプニーはセブ市からマンダウエ市を抜けたあたりからは結構走っていました。9月にうちのカミさんが役所(LTFRB)に行ったら「ジプニーの許認可の事務処理で「いっぱいいっぱい」と言われたとのこと。ツイッターに載せましたがセブ市では従前の約5分の1にあたる1,000台を上限に許可するようです。(市内も公共バスは思ったより多く走っていました。)

  • フィリピンは暑さとスコール、路面の悪さなどの理由から自転車はあまり一般的ではありませんでしたが現在、市内はジプニーもバイクタクシーも走っていないので以前に比べると自転車が増えました。

  • 写真ではわかりにくいかもしれませんが一人ひとりでタクシーと同じようにビニールのシートで区分されています。
  • バスは2席で1人なので定員はほぼ半数ですが、ジプニーはこれなら最大3分の2くらいまでは乗せられるでしょうか。

下の写真は最近認可されたプレミアムタクシーです。
New premium taxi service starts operations in Cebu(SunStar CEBU)

LTFRB drafts guidelines for premium taxi operation(CNN)

  • 高級車両でその分料金が高いとのこと
  • 初乗りは50ペソと60ペソの二種類(一般のタクシーは40ペソ)

さて、土地の見学です。場所はマンダウエを北上したリロアンという町です。

  • 1件目の土地
  • ハイウエイから東に向かって車で15分ほど
  • やはり郊外は空気がきれいです。

  • 2件目の土地
  • 1件目の場所からハイウエイ方向に4、5分ほど行ったところ
  • 傾斜地で木も生い茂っていて伐採と整地が必要

  • 3件目
  • 一番ハイウエイに近く、ハイウエイからの道からも近い
  • 近くには建設予定のサブディビジョンもある

土地の下見も終わりリフレッシュのためにビーチで昼食

  • リロアンのビーチ「Wiggy’s Beach Resort Liloan」

  • 人は結構多かったです。

  • 郊外とはいえメトロセブにあるので外国人観光客が訪れるようなビーチではありません。
  • でも、海風そよぐなかでくつろぐのはコロナ疲れの気分転換になります。

久しぶりに遠出したらなんだか随分疲れてしまいました。土地は3番目のところが気に入ったのですがすぐに進められる状況ではないので、とりあえず目星をつけっておく感じです。

投稿予定はたくさんあるのですが、家にいるとなかなか進みません。カフェでゆっくり作業できるようになるのはいつの日か?。

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