私にとっては昨年は父との別れという大きな節目の年となりました。また、その後日本にとどまりセブでの滞在が一年の半分に満たなかったのは5年前にセブにきて以来初めてのことです。
そして12月には日本で入院手術を行いました。病名は『類上皮腫』という良性脳腫瘍です。実は10年前に手術を行ったのですがその再発です。その頃はインターネットでこの病名を検索してもほとんど情報がありませんでした。
脳腫瘍というととても恐ろしく不安になります。当時の私もそうでした。現在でもなかなか経験談は見つかりませんのでこの経緯についてはセブに戻りましたら投稿したいと思っています。
妻には心配もかけることとなりましたが、手術への立ち会いで初めての海外旅行が日本への旅となりました。少しではありますが私が生まれ育った日本という国を知ってもらうことができたのは私にとってもうれしい出来事でした。
また、以前は2週間もセブを不在にすると不安で仕方がありませんでしたが今回長期にわたって日本に滞在し、また治療に専念することができたのも妻や家族、友人、それにビジネスパートナーやドライバーあってのものであり感謝しています。
病院での年越しとなりましたが一日も早くセブに戻り、今年からはまた新たな気持ちでフィリピン・セブ生活を充実させていきたいと思っております。
入院中はじっくりと今までを振り返り今後のことを考える良い機会にもなっています。セブに戻りましたら今年からの新しい事業のアイデアやプランもお話しできたらと思っています。みなさまにおかれましても2020年が良き年となることをお祈り申し上げます。