ようやくタクシービジネスの手続きに進展がありました。新型コロナによるロックダウン以降、久々のうれしい話題です。あと、再び土地探しに出かけてきました。当面はあせらず、いろいろ見て回るといった感じでいきたいと思っています。
コンソリデーションようやく完了
コンソリデーション(consolidation)というのは「統合」という意味です。
セブのタクシー・フランチャイズ(営業権)は、私がセブに来た6年前にはすでに新規発行を停止していました。
このため中古のフランチャイズを購入するのですが、その場合、名義変更してから1年間は再び名義変更できないという縛り(決まり)があったのです。
その後2年ほどたったある日突然、名義変更を完全に休止するとのアナウンスがあったのです。「大ショック」です。フランチャイズの購入は慎重にならざるを得ずビジネスプランへの影響は大きいものでした。
それから更に2年以上経ち、ようやくフランチャイズを統合(コンソリデーション:consolidation)する手続きが開始されました。従来はひとつのフランチャイズで1から数台だったものを1フランチャイズズあたり最低10台にまとめるというのです。
コンソリデーションというものを私は全くしらず(今までのビジネスパートナーも役所でもそういった話は一切なく)、私のブロクを見てメールを送ってくださった方の話で初めて知ったのですが、かなり以前から計画は発表されていたのでした。
このように忘れられていたような計画が突然動き出すことも、フィリピンビジネスでは心得ておかなくてはなりません。
10台に満たない場合はオペレーター(フランチャイズ・オーナー)の共同体を作るなどしてフランチィズを一本にする必要があります。
私の場合はなんとか申請にこぎつけました。
それから1年が過ぎ、2年経つ間にコロナ禍に襲われ、もういつになることやらと思っていたところ、ようやく許可がおりたのです。
購入した車両はコンソリデーションによって名義変更されたため車両の名義変更の手続きに入ったところです。これが完了すると、これまで前のオーナー名義だった車両が自分の会社名義になり安心できます。
ところが、この許可書に書かれているユニットの番号などが3箇所も間違っていたのをカミさんが見つけて修正依頼。役所の作った書類だからといって鵜呑みにしてはいけません。念入りなチェックが必要です。間違いの内容によっては、のちのち面倒なことになってしまいます。やっとそれも完了しました。
6年目にしてやっと正式なスタートに立てた気分です。(これに話は、すべての手続きが終わったら別途、詳しくお話します。)
11月からのパーミッション
8月に一旦「GCQ」になったときに、運転席へのビニールシートの設置やキャッシュレスアプリ(PayMaya)の導入を行い、営業再開の許可を得ました。その許可が10月末で失効します。
このため再度、延長申請を行うことになります。
こういった規則に関しては役所の仕事はきっちりしていて、申請忘れなどはしっかりとペナルティーを受けるのです。
役所側の事務処理に関しては「いったい、いつまでかかるの?」と文句の一つも言いたくなるくらいなのですが…。
土地探し
前回に引き続き、また土地探しに出かけました。今回はこのブログでも何度か登場しているドライバーのリチャードの知り合いのツテです。最後に紹介する奥さんと娘さんらと一緒に「出発進行!」。
- セブはまだ雨期です
- この先道路が冠水です。
- 普通の車はなんとか通れる感じですが私達の乗っている車はモンティカブ(バン)で車高が低く、結局迂回しましたが、かなり遠回りになりました。
- セブは主要道路が事故や工事があると簡単に迂回できないので大変です。
- ですので空港へ行くときや絶対に時間を守らなければならない約束のときはその分も考慮したうえで、かなり早めに出発しなければなりません。
- 最初の土地
- 600㎡くらい
- 古い家が建っていますが取り壊すしか無いでしょう。
- 気の伐採も必要
- 周りに民家も多く公共の体育館も近い
- セブシティとは違ってのどかな雰囲気
- 2つ目は傾斜地で木も生い茂っており、見た目で、どこからどこまでが敷地なのかよく分かりません
- これはなかなか買い手がつかないのでは?
- それほど遠くない場所で大規模なサブディビジョンが造成中なので整地できれば価値があがるかもしれません。
- 3つは目平地で駐車場としてならそのまま使えそう。
- 公道から私道を通らなければならない。
- 近所にはアパートメントもあって街に通じる大通りにも近い。
- 単価はこれまででも一番高いほう。
- 雨は全然降っていないのに帰りもまだ冠水
- 結局また迂回
- 食事をとりに「パークモール」へ
- 中にはいるのにマスクに加えてフェイスシールドが必要。人数分無かったので断念
- 結局、建物の外にある「ジョリビー」へ
- ジョリビー店内は四人がけテーブルは撤去されて二人がけのみ。対面での食事は可能。
- 食事中大雨で、「水しぶきが」と思ったら雨漏り。それも半端ない水量で避難。
- 以前、大家族で紹介しました。
- 旦那さんは初代ドライバーでこの5年間、無事故の優秀なドライバー。
- 奥さんは日本にいたことがあり言葉も少し話せます。小規模オペレーターのタクシーなどの役所手続きのエージェント業もしています。
- 真ん中の娘さんは次女で以前に卒業記念写真を紹介した娘さんです。現在カレッジでツーリズムを専攻しているとのことです。
私の手術で(全く日本語が話せず海外旅行経験もない)妻が来日する際には、日本語も少し話せる奥さんに同伴してもらいました。夫婦ともに小規模オペレーターのためのエージェント業務も行っており助けてもらっています。公私ともに頼れる存在です。
日本で働いている長女は受け入れ先に頼まれて、特定技能の在留資格を取って今も働いています。もしフィリピンに戻ってきたとしたら、日本語能力を生かして働ける場があればいいのですが。以前紹介した三女も学業優秀、才色兼備で将来が楽しみです。
私が将来的に考えている事業にも、協力してくれると言ってくれていて、その場の話の流れでブログに載せる写真撮っていい?と聞いたらOKしてくれました。
この土地探しは第一歩です。