今回は、ユーチューブ投稿動画から「ホーリウィークのモアルボアル」の様子です。
以前、4月のホーリーウィークにドライバーの実家のアロギンサンへ行ったお話をしました。そのときに、相棒リチャードから、モアルボアルに行かないかという話がありました。
親戚の誕生日であること。またフィリピンでは、ホーリーウィークに、日本のお盆のように連休を使って里帰りする慣習もあり、モアルボアルへいくとのこと。
現在、コロ中の影響でホテル代も安くなっており(また、フィリピンの場合は、ファミリールーが用意されていることが一般的で、家族で行く場合、割安になります)、これを機会に一泊で訪れることにしました。
モアルボアルは、セブ島の南西部に位置し、セブ市マボロからは約90kmで、自家用車で2時間半から3時間くらいです。(今回のような渋滞のない時間帯ですと2時間半あれば十分です)
出発は6時位です。CSCR(セブサウスコースタルロード)を通ります。前方にみえるのは、セブ島とマクタン島を繋ぐ第3の橋「CCLEX:Cebu Cordova Link Expressway 」です。
タリサイでリチャード家族と合流します。
前回、アロギンサンに行ったときと同様に、カルカル市から山に入り、島の反対側(西側)に向かいます。
海が見えてきました。遠くには、ネグロス島が見えます。
モアルボアルへの途中の街、ドゥマンジュグのガイサノモールです(Gaisano Grand Mall Dumanjug)。
ここの少し手前のテンギル埠頭(Tangil Wharf)からは、対岸のネグロス島の ギフルニガン(Guihulñgan)までフェリーがでているそうです。(片道約1時間ほど)
親戚の家に着きました。ここでまず食事をとりました。
モアルボアルの市街地を抜けて、ビーチに行きます。ガイサノ・モール(Gaisano Grand Mall Moalboal)もあります。生活の便もよさそうです。
ビーチに行くにはチェックポイントを通ります。4月現在、セブ州外からの観光は、(特に首都圏から)はかなり厳しい規制がありますが、州内(島内)は、許可書があれば可能です。
許可書は市からもらいます。今回は、親戚の人が一括してとってくれました。検査などは必要ありません。
モアルボアルには「ホワイトビーチ」と「パナグサマビーチ」とという2つのビーチがあります。
ホワイトビーチはその名のとおり、白い砂浜と青い海のコントラストが素晴らしいビーチです。ビーチで海水浴を楽しめます。
パナグサマビーチはビーチ沿いにダイビングショップやレストラン、ゲストハウスなどが軒を連ねます。私が滞在したのはこちらの方になります。
最後にふれる「ペスカドール島」へ行くバンカーボートも多く停泊しています。
日本だと荷台に人が乗ると警察に捕まってしまいますね
ホテルに併設されているプールがある施設です。チェックイン時間前に早く着きすぎてしまったので、しばらく待ちます。
前回のアロギンサンのプールでは、お留守番で行けなかった姪っ子のアキーラです。海に来たのは二度目ですが、前回は2年前なので覚えていないかもしれません。
アティーナもビーチは、久しぶりです。
チェックインまで待ちます。私はもうここで、ゆったりのんびりするので十分です。
チェックインが終わって、まず食事です。
ちなみに、写真に写っているのはリチャードの奥さんと、娘さん、息子さんです。ツーリズムの勉強もしているそうで、セブの観光再開に目処が立ったら、観光ガイドの動画を撮ろうと思っており、そのときはナビゲーターをお願いする予定です。
こどもたちもプールでひと泳ぎ、シャーベットがおいしい。
ホテルに戻って、屋上から夕日を見ます。
あいにく、雲がかかってしまいましたが、きれいな海と空です。
ペスカドール島
今回私達はビーチでのんびりしただけでしたが、若い人など、モアルボアルに来たなら是非ダイビングで訪れてほしいのが「ペスカドール島(Pescador Island)」です。
モアルボアル海岸からボートで20分ほどの場所にあり、サンゴ礁の保護地域であり、サンゴに群がるカラフルな魚たち、ウミガメ、イワシの大群やジンベイザメなどが見られます。
本格的なダイビングだけでなく、シュノーケリングも楽しめ、日本語の通じるダイビングショップ・センターもあるようですので安心です。
ネットで検索すると、魅力的な写真など情報がたくさん出てきますが、欧米人ダイバーが多く、それと比べると日本人は少ないそうなので、穴場的な魅力もあります。
おわりに
動画の中でもふれましたが、今回、パソコンに保存した動画データを後半部を中心に削除してしまい、このため、動画は未完成版となってしましました。
しかし、一部みつかりましたので、「追加、おまけ」版をつくれそうです。
さて、日本は緊急事態宣言の延長が発表されましたが、フィリピンでは近々、6月からのマニラ首都圏などの検疫区分の発表があるはずです。
セブでは感染者数も低く推移しており、州知事やラプラプ市長は観光再開に向けて前向きな姿勢を表明しています。
具体的に、例えばマクタン・セブ国際空港(MCIA)経由で帰国するフィリピン人の検査と検疫に関する独自のルールを実施すると述べました。
これに対し、政府はセブ行きのすべての国際便を6月5日までニノイ・アキノ国際空港(ナイア)に迂回するようにするなど、政府のプロトコルを守ることを促しています。
ちなみに、ガルシア州知事は、かつてOne Cebuというセブの地方政党を率いて、2016年の大統領選挙でドゥテルテを支持し、現在はドゥテルテ大統領の政党「PDP–ラバン」に所属しています。また、セブ市や、マンダウエ市、ラプラプ市など主要市の首長はみな同政党です。
ドゥテルテ大統領にとってはビサヤ地方は大事な支持基盤であり、観光産業への依存度が高いセブの深刻な事態も十分認識しているとは思います。
経済の疲弊によっても確実に人は直接的、間接的にダメージを受け亡くなっています。コロナ禍の当初からいわれていることですが、経済と感染防止対策の両立、バランスが必要です。
変異株の動向やワクチン接種の進ちょくを見据え、適切な政策の一手がうたれることを期待します。
(参考)
Cebu gov seeks audience with Duterte over quarantine rules for returning Filipinos(inquirer.net 2021/05/29)
2019 Cebu local elections(Wikipedia)