今回は、カモテス旅行の初日の午後に、泳げる洞窟「ティムボケイブ」と公共ビーチの「タリワングバス・ビーチ」へ行った様子です。
カモテス旅行(初日)
ティムボケイブ(Timubo Cave)
ティムボケイブ(洞窟)の場所です。パシハン島のダナオ湖の北部にあります。
カモテスに到着したのは11時位。親友マディの家で昼食をとってさっそく出発。車はマディのいとこが出してくれました。
まずガソリンスタンドへ。4日間車を出してくれるので、せめてガソリン代は負担します。
ティムボケイブに行く途中の道で、通行料を払うように言われました。洞窟の入り口では入場料を払うので、なぜここで払うのかいまひとつ謎です。ここだけ私有地というのもちょっと不自然ですが、フィリピンでは言ったものがちという面はときどきあります。
通行料は一人5ペソです。この5ペソという額は、例えば、バイクでモールやマクドナルドなどの屋外に駐車していると勝手にダンボールをかぶせて「見守ってくれていた」場合などに支払ったり、誘導してくれたりと、チップの最低額でもあります。(この5年位バイクに乗っていないので相場が値上がりしているかもしれません)
5ペソは11円位で日本の感覚だと100円くらいです。まあ、言い争って時間を費やすよりは「払ってしまおう」となります。100人もくれば500ペソとそこそこの稼ぎになりますが、観光客が減っている今はどうなのでしょう?
洞窟の駐車場に着きました。中央に見えるあたりが洞窟の入り口です。右に見える建物はトイレです。
洞窟というと山間部にあるというイメージがあるのですが、だだっ広い場所で洞窟があるようにみえません。
入り口には売店もあります。エントランスフィーは50ペソ。110円くらいと、まあ、これくらいかなと言う値段。
こちらが入り口。停電とのことで、懐中電灯を貸してくれるとのことでした。しかし、写真を撮ったりしている間に復旧。
マディーの家でも夕食を食べていたら停電したりと、カモテスの電力事情はあまり良くないようです。(小さな島ですから電気があるだけすごいともいえます)
中に入ってから停電ということもあり得るので、携帯のフラッシュライトを確認しておいたほうがいいと思います。ただ、実際に入ってみて、これでフラッシュライトだけだと相当に怖いだろうと思います。(若い人ならお化け屋敷のようで楽しいかもしれません)
道はひたすら下ります。道も細いところもあり、天井も175センチの私だと中腰に鳴らないと頭がぶつかるところもあって、ちょとしたアドベンチャー気分です。でも、ちゃんと手すりもついています。フィリピンの一般的なずさんな設備管理を考えるとちょっと心配かもしれませんが、しっかりしていたので安心です。
どんどん下ります。足元にも注意
水たまりもあります。ヒザ下くらいまであるので、最初から靴よりサンダルでいった方がよいかもしれません。途中の道も、サンダルでも大丈夫です。
地底湖に着きました。まず記念撮影
とても水がきれいです。ここはダナオ湖の近くなのですが、ダナオ湖のあたりは最近大雨があってかなり浸水したとのこと。この洞窟は入り口からずっと下りなので、大雨が降ったら雨水や土砂とか流れ込まないのかという気もするのですが、まったく濁ってません。
ライフジャケットが4つ置いてあって自由に使えます。深さはちょっと進むと175センチの私でも首まで浸かるくらいあり、思ったより深いので注意してください。
少し後に5,6人のフィリピン人若者グループが来て、楽しんでいきました。この頃はマニラ首都圏は感染が拡大して国内移動にも規制がありましたが、セブ州内はまったく自由なので、観光という感じのフィリピン人グループも、あちこちで、ちらほら見かけました。
タリワングバス・ビーチ(Taliwangbas Beach)
洞窟で楽しんだ後、西の海岸へ向かいます。ここは多分、島の北のあたりです。
そうだとすると、左のあたりにカモテス4島で一番小さなトゥラン島(Tulang Diot Island)があるはずです。白い砂浜のトゥランディオットビーチ(Tulang Diot Beach)があります。
島まではバンカーボートで行きます。この島もコロナ前には、だんだん知られるようになって、観光客も増えてきたとのこと。
そこも訪れたい場所候補だったのですが、今回は行けませんでした。次回は是非行きたいと思います。
ビーチ近くです。この辺にもちらほらゲストハウスのような宿泊施設があるようで、こちらもそうかも知れませんし、民家かもしれません。
これから行くタリワングバス・ビーチは、もう少し先で、翌日に行くバカウビーチと隣接しています。どちらも夕陽が正面に見られるビーチで、バカウビーチの手前のゲストハウス前のビーチには観光客のグループが見えました。
やはり夕陽が見られるロケーションのゲストハウスとかいいなあと思います。
ビーチはこのあたりにあります
他に観光客は誰もいない貸し切り状態です。施設設備は何もない無料の公共ビーチです。こんなビーチがセブシティ周辺にあったら、絶対に人が大勢くる人気のビーチになるでしょう。
中央から左に見えるのはセブ島です。フェリーで2時間半もかけて来たのに、泳ぎが得意なら泳いで行けそうな感じで、意外に大きくみえます。(ちなみにダナオ港からカモテスのコンスエロ港までは直線で約40kmあります。遠泳で知られるイギリスとフランスのドーバー海峡は最短で34km、日本だと27kmの津軽海峡を、日本人では五十嵐憲さんという方と藤田美幸さんという方が約11時間半かけて単独遠泳に成功しているそうです。)(ウキペディアより)
犬も水遊びにやってきます。セブシティの野良犬はみな弱々しく、かわいそうに見えますが、こちらの犬は元気いっぱいです。
波も穏やかでリラックスできました。並みにプカプカ浮かんでいるだけでヒーリング効果がありそうです。
おわりに
カモテス島旅行初日の様子でした。
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