今日も家の片づけで終わった一日でした。
大分スッキリしてきました。本当は土日のどちらかで父の入居から一週間たったところで会いに行きたいと思っていたのですが今の住居の退去期限もあり、まだ十分には片付いていないため、来週月曜に行く予定の長崎から戻ってから行くことにしました。
「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」のポスター
私はNHKの朝ドラの「あまちゃん」が好きだったのですが、微妙ですが関係のある?ポスターが二枚出てきました。まず荒巻太一役の古田新太さんの「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」です。1999年上演とのことです。内容も、どうして観に行ったのかも覚えていませんが、生瀬勝久さんと共演と今でも活躍する二人です。
ちなみにこの写真が最初横向きにしか表示されず難儀しました。EWWW Image optimizer というプラグインで修正できました。
「Wの悲劇」のポスター
こちらは鈴鹿ひろ美役の薬師丸ひろ子さんです。実はこの作品は原田知世さんの「天国に一番近い島」との併映でそちらが本命で観に行ったのでした。といっても原田知世さんは「時をかける少女」は大好きですが、どちらかというと原作の森村桂さんの小説が好きで観に行ったような気がします。ちなみに「天国に一番近い島」はニューカレドニアが舞台です。いつか行ってみたいです。
「あまちゃん」では薬師丸さん演じる鈴鹿ひろ美ががこの「Wの悲劇」での三田佳子さんの演技のオマージュを演じて、分かる人にはわかる小ネタで話題になりました。
一方別のシーンで「向いてないけど、続けるっていうのも才能よ」とあまちゃんこと天野アキに語るセリフがあるのですが、このころの薬師丸さんは女優の仕事に行き詰まり一度は辞める決意もした時期とのこと。こういう背景を考えるとこのあまちゃんというドラマは小泉今日子さんも含め役者さんと役がリンクしているところが良くできていると思います。
作品としては原作の「Wの悲劇」を劇中劇にするという凝ったオリジナル作品になっており、なかなか面白かったと思います。それにしても薬師丸ひろ子さんと原田知世さんはどちらも輝いていましたね。角川映画全盛期でしょうか。今はもうどちらも大女優さんですが。
「あまちゃん」について
いまごろ「あまちゃん」の話題かといわれるかもしれませんが、日本では宮藤官九郎さん脚本で小泉今日子さん主演のドラマ「監獄のお姫様」が始まりましたし、再来年の大河ドラマは同じく宮藤官九郎さん脚本でプロデューサーが訓覇敬圭さん演出が井上剛さん、音楽が大友良英さんと「あまちゃん」メンバーが再結集するようで楽しみです。何とか観たいのですが。
実はフィリピンでは昨年,NHKの朝ドラとしては「おしん」以来何十年ぶりということでこの「あまちゃん」がテレビ放映されたました。ヤフーニュースだったかと思いますが、「おしん」のリベンジなるかとのことでした。
どういうことかというと「おしん」はアジア各国で放映され当時は大ブームだったそうです。ところがフィリピンだけは視聴率があがらず途中で打ち切りになったそうなのです。理由を考えると、「おしん」のような辛抱、我慢、苦労といったストーリーはフィリピン人には受けなかったのではないかとのこと。なかなか興味深いです。
フィリピンでは韓流ドラマも人気ですが、大体は”棚からぼたもち”的なサクセスストーリーが受けるそうです。普段から苦労しているのでドラマでもそんなのは観たくないと思うのでしょうか。もっとも確か「おしん」は最終的には経営者として成功するサクセスストーリーだったと思うのですが、そこまで我慢できなかったというのが他のアジア諸国との違いだったようです。
「あまちゃん」はどうだったでしょうか?「あまちゃん」は小泉今日子演じる天野春子が上京する1984年(昭和59年)の時代をリアルに知っていた者だと私のようにハマる人も多かったと思います。しかし、ブームと言われても視聴率でみるとそれほど高くはありませんでした。当時、世の中のいろいろなジャンルで第一線で活躍している40年代以降の世代に受けたのでメディアで話題になったのでしょう。万人受けするドラマではないのかもしれません。
で、フィリピンではというとやっぱり評判にはならなかったようです。誰も知らないので。それでも私にとっては大好きな作品です。全話DVDに録画しています。いつかフィリピンに持っていきたいと思っています。
「ルパン三世 カリオストロの城」について
今回の整理で失敗したのが「カリオストロの城」のポスター、といってもオリジナルは観ていないの何かの付録か何かだと思うのですが、写真にとらずに処分してしまいました。
大好きな映画は沢山ありますが、あえて一つ選べと言われたらこれを選ぶでしょう。お金に余裕のある時にDVDを買っておけばよかったなあとつくづく悔やみます。
1979年、昭和54年の作品です。天野春子はまだ中学生かな。37年前の作品になるのですね。でも今でも全然色あせていないと思います。セブで子供向けの日本語教室を開いたらぜひ子供たちに見せたい日本映画です。ちなみにフィリピンではやはり日本のアニメは人気で、「NARUTOーナルトー」や「スラムダンク」はみんな知ってます。スラムダンクはフィリピンがバスケットボールが盛んというのも影響していると思います。