スカイプの月額電話を使うと日本の相手先に対して月額850円で300分間通話できます(2018.3.1現在)。(相手先は携帯でも固定でも可能です)
(相手にこちらの番号を表示できるかとskype番号もオプション追加したのですが今現在、日本は番号表示には対応していません。失敗しました。)
父には毎日かけてますが長時間話すわけではないのでこのプランで十分です。「天やの天丼を宅配便で送ってくれ」と言われます。施設長さんとも定期的にメールで連絡をとりますが、おなかがすいて用意しておいたお菓子をほとんど他人の分も食べてしまったりとすこぶる元気とのこと。
ただ認知症は進んでいるようでトイレ介助などを考え介護度を3にする申請をするかもしれないとのことでした。認知症はかなりのスピードで進んでいるように思えます。
叔父には月に一回位こちらから電話しています。
そうしたら、「ちょうどよかった。」と言われ、叔母が数日前に亡くなったことを知らされました。叔母はもう96歳になり、ここ15年位認知症のグループホームで暮らしていました。老衰で病院ではなく施設で息を引き取ったとのこと。
前回、帰省した時に会いに行きましたが、もうほとんど一日中眠っている状態でした。
葬儀などはせず火葬だけで叔父がすべて済ませてくれたとのことでした。叔父はもともと関東に住んでいて今も家もあるのですが叔母のこともあり、長崎と行ったり来たりしていました。「正直、ほっとしした気持ちもある」とのこと。叔父自身高齢ですから自分の健康のことも心配しなくてはなりません。
私が高齢者になることにはさらに少子高齢化が進み、家族や親せきが世話をすることが困難になっていきます。他にも様々な問題が増えてくるのではないでしょうか。介護保険でのデイサービスであるとか地域コミュニティで、孤立化しないようにするのは大事だと思います。
私は日本にいたら退職後はあまり近所づきあいもしないで暮らしているだろうなと思います。働いていたころは年齢的にも40代前半であまり老後のことはリアルに考えていませんでした。仕事を辞めて時間に余裕もでき少し考えるようになりました・
私自身はフィリピンという地に移住することにしたわけですが、フィリピンで暮らすには特に医療面では日本のようにはいかないということは認識する必要があります。緊急でなければ日本に帰って治療できますが、その間もないかもしれません。今は、その時はそのときだと考えていますし大勢の家族のなかで人生の最後をむかえられたのならいいかなと思っています。核家族の中で育ったということも影響しているのかもしれません。
それではまた。