いつもと同じカレンデリアで夕食を取っていると、時々2歳になる姪っ子を家族が連れてきます。最近よく同じ子が付いてくるので誰か尋ねてみました。
親戚で一時預かっているいつものパターンかと思ったのですが、今回は少し事情が異なり、近所の子とのこと。
12歳になるのですが、両親ともドラッグに手を出すなどして面倒をみきれずここ数カ月家に泊めているそう。
普通ならこういうケースはどちらかの両親の親戚が引き取るのですが、遠方なのでとりあえずあずかっているとのこと。親の年齢は聞いてませんが、よくあるティーンエージャーでできちゃったパターンのようです。
フィリピンに来たころはこういった事情を聞くと、「ドラッグ買う金と暇があるならなぜ子供の面倒をみない?」と憤ることもありましたが、よくある光景で驚かなくなるようになりました。
ただ、その女の子もただで寝泊まりしてダダ飯を食べているわけではなく、学校から帰ったら2歳の姪っ子と1歳の甥っ子を、ベビーシッターとして面倒をみて働いています。
一般的な家庭のフィリピン人は子供のころから赤ん坊や子供の面倒をみることに慣れているので、日本でも今後受け入れるであろう介護職などには向いているだろうと思います。
あと、このように近所の子供を預かったりするのは日本だとトラブルのもとになるのでなかなか難しくなってきましたよね。昔の日本でもこのような親密な近所付き合いがあったと思うのですが。
(写真は本文とは関係ありません。近所のこどもたちです)
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」のようなのどかな日常です
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