長引く咳と「オレガノ」の効用
4月に風邪を引いて1週間ほどで熱などはおさまったのですが咳だけが今も続いています。
随分長引いていますが昨年風邪を引いたときも同じような症状でした。
日本で働いていたときは風邪を引いてもそれほど酷くなることはなかったのですが気の持ちようなのか、年を取ったせいか、フィリピンの風邪が強いのか?
前回は地域のホームドクターに薬を処方してもらったのですが、今はECQ下で風邪の症状で受診するのがはばかられる状況なのでひたすら自宅で療養です。
咳がひどくなってきてからは近所のファーマシー(薬局)で買った薬を飲んでいたのですが一向に良くなりません。
最近は、カミさんが作ってくれる「オレガノ」(英語でOREGANO セブアノ語でKALABO)を水にひたしたものとレモン水を混ぜて飲んでいます。
イタリア料理やメキシコ料理でスパイスとして使われるハーブです。
オレガノは「民間薬として、駆風薬か、神経性の頭痛薬として利用される他、防腐、強壮、健胃、整腸、精神安定、生理痛や、風邪、インフルエンザなど呼吸器系治療薬として用いられた。」(ウィキペディア)とのこと。
(セブに来た頃は「レモンは値段が高いのでカラマンシー(ライムに似た感じの果物)が安くて風邪に良い」と言われて飲んでました。今は、レモンもそんなに高くはないようです。)
ネットでも多くの効能(抗菌・殺菌作用や消化器系に効き目があるとされているようです)に関する情報があります。普通にハーブティーとして飲んでもいいですね。
今は断酒中ですが、フィリピンは南国ですからハーブや果物が豊富なのでそのうち手作りリキュールなども作ってみたいなあ。
- オレガノです。
- 左がオレガノを浸した水、真ん中がレモン水で、適当な割合で割って飲みます。
セブ市は再びECQへ
メトロセブ(セブ都市圏)は2010年時点の都市圏人口は255万人。セブ市は約72万人です。
6月1日に全自治体がECQからGCQに緩和されたのですがセブ市のみ6月16日から再びECQに戻ってしまいました。予定では30日までとのこと。
しかし、25日からセブ市の12のバランガイが指定され、前回のECQの時よりさらに厳しいハードロックアウトともいえる規制の強化が行われるとのこと。
この状況ではどう考えてもECQは延長されそうです。
そもそも、前回のECQでは家族で一枚もらえる許可書があれば(自家用車などの交通手段が確保できれば)セブ市からマンダウエ市やマクタン島へも行くことができました。
ECQになっても、一向に感染者が減らずLTO(LAND TRANSPORTATION OFFICE))のディレクターが視察したら車(自家用車)の量が多いと驚いたとのこと。
また、本来は一家庭で一枚のところ許可書がかなり多く交付されていたとのこと。今回、その許可書は失効になるそうです。
新しい許可書がどうなるかというか、セブ市及び12のバランガイは封鎖状態となり、検問がひかれるとのこと。
私の住んでいるバランガイはそのなかにありもうバランガイのさらに小さい区域からも出られないとの話も。
その検問などのために150人のSAFの精鋭部隊が動員されるそうです。
PNP deploys additional 150 SAF troops for Cebu ECQ enforcement (出典;Philstar)
(『PNP』はフィリピン国家警察(Philippine National Police)、『SAF』はフィリピン国家警察特殊部隊(Special Action Force)
- 上記記事からの写真
- 見た目は軍隊で、家族もアーミーといっていたので最初は軍隊が動員されるのかと思いました
そういうわけで規制が厳しくなる前の23日にSMのスーパーマーケットにカミさんらが買い出しに行ったのですが、皆考えることは同じで多くの人が押し寄せ、入場制限がかかっていることもあり大変待たされたとのこと。
- 入場制限があるので順番待ちです
- スーパーマーケットの店舗の外でショーシャルディスタンスをとって待たなくてはなりません
ECQでセブ市はタクシー乗り入れ禁止
6月1日からメトロセブもGCQになりタクシーも許可を得れば営業を再開できることになり、前回お話しした対策を講じて許可を得て、ようやく走り出しました。
まだジプニーもハバルハバル(バイクタクシー)も走り出していないとうこともあるのか、ほぼ普段どおりの稼ぎがあったとの事。以前のように戻るには時間がかかるでしょうが少しホッとしておりました。
しかし、それからわずか数日後の6月16日からセブ市内での営業が再び禁止となりました。
しかし、セブ市以外はGCQのままなのでその地域では営業していいとのこと。
マンダウエなどセブ市以北に住んでいる何人かのドライバーは 運転したいというので引き続き走っていますが、やはりセブ市に乗り入れできないということで乗客は少ないようです。
- イミグレーションのあるマンダウエ市の「Jセンターモール」
- 多くのタクシーが乗客を待っています。
学校開始はまだまだ先
ドゥテルテ大統領から「ワクチン出るまで「フィリピンの登校始業はない」という発言があったと報道がありました。
我が家の姪っ子、甥っ子たちも学校に行けずにいます。スマホでユーチューブやゲームなどをするのですが、パソコンもいじるようになりました。
ゲームなどに依存してしまわないかと心配な点もあります(フィリピンでも最近こどものスマホやゲーム依存が社会問題になっているようです)が、今は外に出られないので多少はやむを得ないかな。
フィリピンの教育の課題は「読解力と、数学、科学」とのこと。
「国際学力調査で読解力最下位、数学と科学は下から2番目(フィリピン)」(ジェトロ)
確かに日本だと街中には本屋がたくさんあって(最近は少なくなってきているようですが)学校や地域の図書館などの環境がありますが、こちらでは本屋もモールの中くらいでしか見かけません。
もう時代は電子書籍ですが、なるべく紙の本に馴染んでもらいたいですね。
数学に関しても、確かに実際にセブで暮らしてビジネスもするなかで、その調査は一理あるなと思う点もあり、数字に強いとということは思考能力の点でも強みになると思うので得意になってもらいたいと願っています。
とりあえず地道な努力として私のiPad、iPotを貸すときは必ず最初に幼児向け数字ゲームをしています。
- 最近はパソコンもいじるようになりました。
- 疲れたら寝る。
- マットの上だと汗ベットリになるので床の上に直に寝ますが大人もみなそうです。
- 私も最初は痛くて仕方ありませんでしたが、少し慣れてきました。
一時帰国のキャンセル手続き終了
1月に退院して本当なら1ヶ月後くらいには検査をするところなのですが、私の場合はそういうわけにはいきません。
本来なら「MRIを予約のための受診」とかMRIを受けた日には結果がわからず結果を聞くための受診をするとか、仕事を休んで最低3回は通院しなければならずとても時間がかかります。
私の場合、先生の配慮で退院の際に一度で済ませられるように次回の検査予約もしておきました。予定は6月でした。
3月にマニラ首都圏がロックダウンに入った頃はなんだかやばいなあと思っていたのですが5月に入ると日本、フィリピンとも入国規制が厳しくなり、これは無理だなあと思うようになりました。
今の時点でも日本人であれば日本への帰国、フィリピン人配偶者がいて13Aのビザを持っているのでフィリピンへの入国も制度的には可能のようです。
ECQの間はセブ空港から日本への直行便がなくマニラから日本へはあるのですが、セブからマニラへの国内線がストップしていたのでのどうにもなりませんでした。今は一応再開しています。
しかし、日本への入国時にPCR検査及び約2週間の自宅待機(公共交通機関は利用できないため私の場合は空港付近のホテル待機)となります。
フィリピンへの入国は現在OFWの帰国で手一杯の状況のようですし、万が一感染している何かと面倒なことになりそうです。
また、フライト自体も国際線、国内線ともに突然キャンセルになるなど不安定な状態が続いているようです。
6月も検疫が続くことがほぼ確定した時点でまず病院に電話を入れキャンセルすることに。
1月の時点でセブパシフィックと福岡-羽田間のチケット、宿泊の予約もしていたのですが、セブパシフィックはトラベルリファウンドで、ほかはキャンセルしました。
すくなくとも14日間の自宅待機がなくなったらあらためて予定を立てようとおもうのですがいつになることやら。
このまま年内ずるずるといってしまわないかと心配です。