来週の今頃はもうセブです。ちょっと気持ちをセブに持って行って、英語についてお話しします。今後は、オンライン英会話や、ステイサポートの一環として英語学習も含めたいと思っているので。(ネットの情報の中には観光ビザで滞在しているとプロアマ問わず英語の家庭教師にレッスンを受ける事さえ違法のように書いてあるものもあるのですが、ホントかなあと思っています。これについてはセブに戻ったら確認したいと思っています。)
英語力ゼロだった私
以前のブログでも書きましたが、仕事を辞めしばらくして、ようやく何かやろうと気持ちになったのはバックパックでした。とはいってももう40歳半ばの初心者ですから、かなり軟弱なバックパッカーになったと思いますが…。
とりあえず必要なのが英語力。何しろ25年以上勉強もしてないし、仕事や日常生活で使った試しもないのですから。簡単な旅行英語位はマスターしなければと思いました。
とりあえず試しに受けたTOEICは父が成績票を捨ててしまったようで正確にはわからないのですがもう最低レベルでした。試験中も序盤からあきらめ状態でした。
アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの語学学校に通うことも考えたのですが、あまりに自分のレベルが低くついていけないのではと思い、マンツーマンが主流のフィリピン語学留学に決めたのでした。
私の学んだ学校は、マンツーマンがメインでグループレッスンも選べるのですが、私は6時間すべてマンツーマンにしました。
最初にレベルチェックがあり先生と会話をするのですが、最初から何を言っているのか分からず、あっという間に終了。もちろん最低の初心者レベルからのスタートでした。
フィリピンの英語学校で英語が上達するか?
これは、学校にもよるし個人差もあります。また期間にもよります。
ただ、1週間とか二週間で上達を実感できるということは難しいのではないかと思います。
全くの初心者で『慣れる』ということが目的か、例えば、すべての時間を発音にあてて『集中』してやるとかなら、ある程度は実感が得られるいい方法かもしれません。
私は約6か月と割と長期間いたので、文法やリーディングなどの授業時間もありましたが、せっかくセブで勉強するのであればすべての授業時間は発音や会話に特化し、文法や単語、熟語学習は事前学習か、自習でするのが良いのではと思います。(私の選んだ学校はレッスン内容を自由に選べるところでした。)
学校選びについて
英語教師は割と学校間を転職したり、横のつながりがあります。私も最初は自分の行っていた学校の講師のみしか知りませんでしたが、次第にいくつかの学校の講師と知り合いになりました。
多くの方は留学エージェントを利用していると思いますが、まず留学エージェント自体が信用、信頼できるかが問題です。留学エージェント選びのためのエージェントを始めようかな(冗談です)。という位、そこでつまづくと目も当てられませんので。エージェント任せにはせずネット等で自分でもしっかり調べることが必要です。
学校によっての差はかなりありますし、講師のレベルも同様です。例えば日本人だったら誰でも日本語を教えられるかというとそうではありません。講師が英語がある程度話せるのは当たり前ですが(ネイティブでない点は理解する必要があります)、教え方を採用基準にしている学校はどのくらいあるでしょうか。
また、文法力が低い講師もいます。長期間いると、アドレスを交換し、講師と直接メールやテキストでやり取りをするようになるのですが、英語力の低いこの私でも、文法間違いが分かることもあります。特に学校によってはピークシーズンのみ臨時で講師を雇い入れるところもあり、その時期に留学する場合は注意が必要です。もちろん臨時講師でも優秀な人はいますが。
学校が、講師のレベルを一定以上に上げるマネジメントができているかどうか?が大事なところです。
私の場合どこまで上達したか
学校選びの話は沢山あるので、また今度にして私について述べます。
さすがに6か月も勉強すると、卒業時のレベルチェック(面談)では最初とは異なり、一応、会話になってきます。
ただ、ここで注意しなければいけないのは、学校内英語と実践は異なるということです。
卒業後セブに住むようになると、ネイティブの外国人と話す機会も出てきます。私も行きつけのカフェで、リタイアしたアメリカ人と知り合いになったのですが、最初は全然わかりませんでしたし、こちらの発音も分からないようでした。
英語学校の講師は、ジャパニーズアクセントの英語に慣れているので聞き取ってくれますし、生徒に分かるように英語を話してくれます。そこは割り引かなくてはなりません。
実践では、とにかく『分からなければ分からないという意思表示』をすることが必要です。でないと分かってると思ってどんどん話が進んでしまします。最後にお互い?マークで会話が終わってしまいます。
なんだかんだと、少なくとも、言葉の壁で帰国することもなく、卒業後は英語を使って一人で生活してきたのですから、その意味では上達した言っていいかもしれません。
書きたいことはたくさんあるのですが、遅くなってきましたのでまた今度。明日、父に会いに行ってきます。ではまた。