先日お話ししたように我が家にランドラインのインターネット回線を引いたのですがなかなかインターネットができる環境になくカフェからアップします。
3歳になったばかりの姪っ子がなぜか「ルパン三世カリオストロの城」が大好きで毎日のように観てます。お気に入りのシーンは『ルパンが城に水路から潜り込もうとして次元はかろうじてとどまるがルパンは必死に泳ぐが落ちていく』シーンや『クラリスが幽閉されている塔へ飛び移るためワイヤーを飛ばそうとするが100円ライターに火が付かず結局自力で飛び移ってしまう』くだりなど。それが終わると今度はなぜか電源を落とすいたずらが始まります。
日本語も覚えてくれるといいなあと思っています。
日本では小学校の教育に英語を取り入れることには専門家から反対の意見もあるようですがフィリピンにはインターナショナルスクールというわけではなくて私立で英語しか使わない小学校もあるそうです。授業料も結構安いそうです。私が以前購入したフランチャイズのオーナーの息子さんは小学生ですが英語でばっかりしゃべって普段はセブアノ(現地語)はあまりしゃべらないそうです。英語取得に四苦八苦している私としてはバイリンガルの人はうらやましくていいと思うのですが。
ちなみにそのオーナーさんは「今はカカオだよ」と言っていました。すでにカカオ栽培を始めていてその資金の一部に充てるとのこと。以前ニュースで大きく取り上げられた2020年のカカオ危機問題は最近は当初騒がれたほど深刻ではないとも報道されていますが依然ビジネスとして有望なのかもしれません。
※カカオビジネスについて興味のある方は公益財団法人国際緑化推進センターのBFPRO(途上国森林ビジネスデータベース)の『カカオ豆のビジネスモデルの概要』とそのページの下の方にある『PDFの詳細版』をご覧ください。
前回の続きになりますが、昨日は私は所用があってカミさんがLTFRBに新聞の記事について確認に行ってきました。
予想していたといえばそうなのですが、「マニラのLTFRB本部が決めたことなのでよく分からない」とのこと。でも新聞記事自体は正しいようです。移民局の事務も書類をマニラに送っているとかでしたし役所の事務は中央集権なのかもしれません。「タクシー料金の変更(記事によれば初乗り料金は変わらず距離と時間料金が変わるようです)については指定のメーター屋、車載カメラについても指定の店に行って聞くように」というだけ。「それっておかしくない」と思いました。
こういう時は少し時間を置くに限ります。あと私はウッドラスコという協同組合の車両を1台保有しているのですが、役所とは強いコネクションもあり、そちらの動向を見てみることにしました。
なお、昨年の暮れに車載カメラ及びWi-Fi回線の義務付けについては抽出して試験的に導入するような話があったのですが、今回の報道では全車に義務付けのようです、あと、そのときにLTFRBの苦情ホットラインのステッカーの購入が義務付けられたのですが、それも貼りました。このホットラインの話はタクシーのぼったくり対策や配車サービスなどの話題と一緒にお話ししたいと思います。
フィリピンでビジネスを始めようとする場合は多くはポジティブにビジネスチャンスととらえてくる方や企業が多いかと思います。一方私のようにフィリピンにきて、人生をやり直そう思うに至った人も中にはいるかと思います。
前者の場合はこのフィリピンのビジネス事情(特に役所の事務の遅さや不正確さ)にストレスがたまってしまうケースが多いのではないかと思います。私が日本で働いていた時の精神状態であったら耐えられなかったかもしれません。今はため息はつくことはありますが、日本にいた時と比べるとあまりストレスには感じません。
頑張りすぎずに生きていこうという位の方が、フィリピンでのビジネスに向いているのかもしれないな、などと思ったりもするのでした。
そういえばカミさんがドゥテルテ大統領がセブに来て、公立のヴィチェンテ・ソット・メモリアル・メディカル・センター(ビンセントソート:VICENTE SOTTO MEMORIAL MEDICAL CENTER)を視察したと言ってました。
この病院は公立病院としては規模も大きく友人が急病になった時など何度か行ったことがあります。近くにある私立のチョンワ病院と両方ICUに入ったことがあるのですが、ヴィチェンテ・ソット病院の方は患者と付き添い人であふれていました。低所得者医療の砦みたいな感じだと思います。台風も来ています。被害がなければいいのですが。