父の入居するサ高住への訪問
今日、父の入居したサ高住に入居以来初めて訪れました。入居以降電話の反応が鈍かったり、この数日は電源が入っていない状態で少し心配していたのですが、いつも通り元気でした。
まず携帯電話のチェックですが、充電する本体のコネクト部分と充電ケーブルが壊れている感じでした。充電した状態で踏んづけたかしたのでしょう。帰りにドコモショップに寄り、修理交換してもらうことになりました。
このドコモショップで待っているときの話です。店に入る前にちょっと指を切って血が出てたのをティッシュで拭いたりしていたのですが、受付担当の方がそれを見てすかさず声をかけてくれて、絆創膏を持ってきてくれました。
フィリピンでは家族や友人間の思いやりなどは日本人以上と感じる時もあるのですが、他人や仕事関係でのサービスやホスピタリティはあまり感じられないことが多いです。基本的に知らない人に対しては親切心より警戒心の方が優先するのだと思います。
フィリピンでは友人から見知らぬ人が倒れていたりしてもむやみに近づいて助けようとすると犯罪に巻き込まれることがあるので何かしたいなら警察を呼ぶようにとアドバイスを受けたこともあります。通りがかりで助けを求められても実は詐欺や強盗ということもあるようです。
このドコモショップの対応は(神対応というのは最近軽々しいので使いませんが)本当に素晴らしいホスピタリティのお手本で私もセブでビジネスを行う上でこのような気配りを心得ておきたいと思いました。
さて話はそれましたが、父は本当に元気で安心しました。持って行った写真やお土産の愊砂屋のカステラにも喜んでくれました。父からの私への注文は「必ず仏さんには拝んでよ」とのことでした。母と、祖父母、叔父、叔母のことです。
施設長さんとはもしもの時のことを話しました。父の入居したサ高住は身寄りのいない人も看取りまで世話してくれる所で、私のように身元引受人が海外在住だと普通の所だとなかなか難しいのに受け入れてくれる所です。
今日は二点、縁起でもないが大事な事なのでという前置きでの話です。もしもの時はもちろん連絡はするが、海外ということで連絡がつかない場合の対応で、火葬までの段取りをお願いしました。本来なら身元引受人の私がやるべきことですが、そこまでやってくれると言ってくれることも有難いものです。
もう一つは父は今は89歳にもかかわらず足腰はすこぶる健康です。なにしろつい最近まで自転車に乗っていたくらいですから。今後、心配されるのが転倒しての大腿部骨折。その場合手術をするか否か。もちろんその場合も連絡はとるが、もし取れなかった場合のために決めておいてもらいたいとのことでした。
これは父の年齢での手術というリスクの問題もありますし、治って歩けるようになった場合に再び歩いて骨折する可能性もある。病院に入信中はどうしても十分にケアできない問題。などいろいろな要素があり、次回までに考えておくことにしました。
オードリーヘップバーンと「ティファニーで朝食を」
今日のヤフーニュースでニューヨーク五番街のティファニーが映画の「ティファニーで朝食を」のタイトルを想起させる朝食もいただけるカフェを開くとのこと。以前私のベスト映画の一つは「ルパン三世 カリオストロの城」と書きましたが洋画においては「ローマの休日」がベストといえるかもしれません。
オードリーヘップバーンは「ティファニーで朝食を」はもちろん「シャレード」「マイフェアレディー」「暗くなるまで待って」「パリの恋人」などなど代表作はたくさんあります。これだけの映画に恵まれるというのはやはり演者としての才能だけでなく周りから慕われる人柄もあったのだろうなと思います。
今回オードリーヘップバーンについて書くにあたり思い当たったのが「アンネの日記」のアンネフランクとの関係です。二人はほぼ同い年でナチス占領下のオランダに住んでいたという共通点があり、私が持っている確か、リマスター版の「ローマの休日」DVDの特典で、それに関連する話が合ったような気がして観かえしかったのですがセブに置いて来てしまったので、それはまた今度お話しします。
さてこの「ティファニーで朝食を」は原作も以前読みました。細部はもう忘れて、また、今はもう手元に小説は無いのですが、ラストシーンが原作と異なり、作品としては賛否両論あったと思います。本当に昔の話でおぼろ気ではあるのですが、原作を読むといい悪いはべつとしてやはり映画はオードリーヘップバーンのために変えられたと感じたような気がした記憶があります。
映画では実際にティファニーの中で朝食をとる訳ではないのですが、映画を見ずにタイトルだけでティファニーで朝食を食べる映画と思っていた人も多かったと思います。何十年も経ってそれが本当になるというのは面白いですね。
セブの海辺で朝食を
ブログの目標で何か事業に関することも含めるとしたのでこじつけと思われるかもしれませんが思っていることを書きます。将来はセブからほど遠くない「ある島」にゲストハウスを立てるのが夢です。
普段はセブシティの郊外にコミュニティの集合ハウスで暮らし、週末などは皆で、その「ある島」へ行き、そのゲストハウスで過ごす。ゲストハウスは海辺で朝日が見える。しばらくして海を見ながらみんなで朝食を食べる。スノーケリングをしたり釣りをしたり、わいわいゲームをしたり、地元の子供たちと遊んだりしてのんびり一日を過ごし、夕食は海の幸でバーベキューをしてお腹いっぱいになって夜はハンモックから満天の星空をみて、眠くなったら部屋に戻り波の音を聞きながら眠りにつく。
「ある島」は私の友人が勧めてくれている島ですが実は私はまだ実際には行っていないので今は島の名前は伏せておきます。本当にいい島でいつかゲストハウス、コテージをつくれたらなあと思っています。
ではまた。