今回のブログは2018年12月20日に投稿(※1)したもので、本文の『フィリピン留学を決めるまで』については、2023年4月の新規投稿(※2)に加筆修正の上、移動しましたので、そちらもご覧いただけたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します、
(※1)旧タイトル「『フィリピン留学を決めるまで』ほか(セブでの5年間を振り返る1)」
(※2)「46歳うつ状態で公務員早期退職そして英語留学を決めるまで(フィリピン セブ暮らし1)」
はじめに
一昨日、フィリピン中が盛り上がった「ミスユニバースの話題や、「クリスマスバケーション」や「バイクタクシー」などについてちょこっとお話ししたいと思います。
ミス・ユニバース
フィリピン代表のカトリオナ・グレイさんが、ミスユニバースで優勝し、今日マニラに凱旋帰国しました。
「ミス・ユニバース、フィリピン代表の24歳に栄冠」(ロイター)
部屋にいたら、外から何やら大声で「ワァ~」という歓声が聞こえてきて、何だろうと思ったらミスユニバースで、フィリピン代表が栄冠に輝いたのでした。
テレビのない近所の人たち(私の家族も含めて)が、向かいの家の前に集まって、街頭テレビのように見ていたのでした。
「ミス・ユニバース」は、「ミス・ワールド」「ミス・インターナショナル」「ミス・アース」と合わせと四大ミスコンテストなのだそうです。
優勝したカトリオナ・グレイさんは、オーストラリア人の父とフィリピン人の母をもつハーフだそうです。
以前、ミスユニバースの日本代表に、ハーフの宮本エリアナさんが日本代表に選ばれて一部批判の意見も出たことがありました。
元ミス・ユニバース日本代表がはねのけた「反日」レッテル (Livedoor NEWS)
の中で宮本さんが「世界大会に出てみたら、出場者の8~9割は、ハーフだったんですよ」と語られているように、ハーフを特別にみるのは、やはり日本的なのでしょう。
その後ミスワールドも、インド人とのハーフの吉川さんが日本代表になった時も、少女時代の肌の色の違いなどによるいじめの体験を話されています。
「ミス・ワールド日本代表の吉川プリアンカさん、ハーフへの偏見に苦しんだ過去 海外でも注目」 (ハフポスト)
日本人は、何かただ島国根性というのだけではなく、いまだに白人に対しては卑屈になって、それ以外の黒人やアジア人には見下したような面もあるような気がします。
いちいち日本の代表がハーフであることや、ハーフへのいじめや差別が話題にならないような社会にならないといけない、と思います。
下は昨日のユーチューブの「急上昇」ですが、一夜明けてもミスユニバース関連一色で、20番目にやっとクリスマス関連の動画が出てきました。
ウィキペディアによると、「ミス・ユニバース」の優勝者数の1位はアメリカの8人で、次いで南米ベネズエラの7人、プエルトリコの5人そしてフィリピンは4位で4人です。日本は2人で東南アジアはタイのみで2人。アジアの中でフィリピンが活躍しています。
ミスコンが盛んということもあって盛り上がります。
正直、今まではあまり興味はありませんでしたが、明るい話題というのはいいですね。
冬休みではなくクリスマスバケーション
昨日は月曜日だというのに、3歳の姪っ子が最近少し咳をしており、私の風邪を移したかなとも思ったら、クリスマスバケーションで1月の頭まで休みだそうです。日本だと冬休みの季節ですね。
おかげで2歳の甥っ子と輪をかけて「遊ぼう攻撃」で、なかなか集中してパソコンに向かえません。ふたりともやんちゃです。でも、つい付き合ってしまいます。
そういえば、その姪っ子が、幼稚園でスカラーシップのような援助を受けるのだそうです。スポンサーは外国人で、現金ではなく、文房具や教材などを援助してくれるとのこと。
以前にクラスで一番数が数えられるという話を聞いたことがあるので、「そんなに優秀なのか?」と聞いたら、近所のほとんどの子が受けられるとのこと。
その援助の一環で一足早いクリスマスプレゼントを貰ってきました。おままごとセットのようです。
バイクタクシー(ハバルハバル(habalhabal))「ANGKAS」はどうなる?
フィリピンではローカルの足として、ハバルハバルというバイクタクシーが市街地から山の中まで広く走っています。
「LIFT BAN ON ANGKAS」(CEBU DAILY NEWS)
バスやジプニー、タクシー、バンそれにトライシクルなどは「LTFRB」によってフランチャイズで管理されています。
一方バイクタクシーはそれがなくてそのほとんどが個人で行っており営業許可などもなく、グレーゾーンとして黙認されてきました。
しかし「ANGKAS」という配車アプリによって組織的に運営されることで、役所(LTFRB)が規制に入りました。
バイクによる乗客の運送は日本でも認められていません。
荷物でしたらバイク便がありますから、渋滞の都市部や公共交通機関が不足している過疎地であれば需要はあるかもしれません。しかしそれが認められないのはやはり安全性によるものでしょう。
フェイスブックのニュースでは毎日のように交通事故のニュースが流れますが、多くはバイクの死亡事故です。
セブにきて5年間で、バイク事故により私の友人の親戚が1人死亡し、重傷を負った知人が2人いました。バイクタクシーに乗って事故にあい、足を怪我した友人もいます。
バイクタクシーのドライバーは、大抵その日暮らし位の収入で、補償能力はありません。
しかし現実的には多くのバイクタクシーが走っていて、実質的には公共交通機関の一部となっています。セブ市長が規制に反対しているように、特に車も入れないような山間部ではなくてはならない交通機関です。
一台のバイクの後部座席に私を含め、3人乗って30分以上かけて山の中の知人の家に行ったことがありますが、報道によれば今回の規制では、そういった山間部のバイクタクシーも取り締まりの対象になったようです。
個人的にはLTFRB所管の許可制にして、ドライバーの責任を明確化し、保険の義務付けをする方向で認めればいいと思うのですが、恐らく保険料の支払いでギブアップする者が続出するような気もしますし、難しい問題です。
本文(『フィリピン留学を決めるまで』)
冒頭でご説明した通り、「46歳うつ状態で公務員早期退職そして英語留学を決めるまで(フィリピン セブ暮らし1)」へ移行しました。