2022年セブでの10年間を振り返ってみる

前回、タクシー事業者に保有台数分の駐車場が義務付けられるお話をしましたが、その候補地を日曜日に見に行ってきました。

しかし朝から体調が今一つでこれは風邪をひくかなと思ったら案の定こじらせてしまいました。

その話は次回にしたいと思います。

月曜から家で休んでいたのですが、今日は回復してきたので、紛失した通帳の再発行や、1台のタクシーの仮ナンバープレートが壊れたため、交換用のナンバープレートを購入に出かけました。

ちなみに正式なナンバープレートは「LTO」という役所から交付されるのですが、まだ届いていません。

もう一年以上経つんじゃないかな。それまでは自分で用意した仮ナンバープレートをつけて走るのです。フィリピンならです。

以前は厚紙にマジックで書いたこともあったりしました。

最近は購入時にトヨタのディーラーで作っているのですが、翌日仕上がりでした。

今回は急いでいるので街中で作成しました。

路上に作業机を置いてあるだけです。出来上がりも結構雑です。それでも値段は350ペソと結構高い。

来年のタクシー業界はどうなる?

一方、前回お話しした、タクシー事業に関するLTFRBの規則変更の説明会が少し前にあり、カミさんが出席しました。

説明会は日本では考えられませんが、レストランで食事をとりながら行われ、400ペソだかの会費が徴収されました。

そういった説明会は今までで初めて聞いたのですが、今回の内容は結構重要で、フランチャイズをまとめる方針が示されました。

質問も多くでようですが詳細は今一つはっきりせず。

(もっとも日本の役所でも制度改正の説明会でも、今一つよく分からないということは、よくありましたが。)

どうやらフランチャイズを10台単位とするためにそれ未満の台数の小規模事業者は「Consolidation」といってまとまらなければならないようなのです。

タクシービジネスには役所の書類業務を代行するエージェントがいて、私は二つのエージェントを使っているのですが、そのうちの一人はこの問題を知らなくて逆にカミさんに質が問してきたとのこと。

「大丈夫か?」いろいろな面で不安になります。

最近、カミさんはこまめに役所に足を運んでいます。

忙しかったのか、参加費をケチったのか分かりませんが、そのミーティングに出席しなくて、このことを知らないオーナーもいるようですが知らなくてもしっかりペナルティは課せられます。

先日カミさんが役所に行ったときの話ですが、あるオーナーがCPC という営業範囲を定めた許可書を取得していなくて2万ペソの罰金を支払っていたとのこと。

自分の手続きは遅いし雑なのにペナルティだけはしっかりとるんだよなあ。しかし文句を言っても始まらない。気を付けなければ。

一方、これまでは実施するということは示されていたGPSの設置がいよいよ指示されました。

指定代理店が決まっておりいくつかの中から選ぶことになりさっそくどれを選ぶか検討に入りました。

1台につき1万ペソ位かかりそうです。今年のダッシュボードカメラ(ドライブレコーダー)に続きまた費用がかさみます。

タクシービジネスは利益率は決して高くないので、余計な出費は頭が痛い。

ほかにもいくつか制度改正が示されているのですがどうなることやら。

セブでの5年間を振り返る

さて私がセブに来たのは2014年でした。2018年も残りわずか、さらに平成最後の師走です。というわけで12月の1か月間のブログはこの5年間を振り返りっていきたいと思っています。またその先にある未来、将来についても少し触れたい思います。

とりあえず、先月までの日本滞在中のお話もまだなので、まずそこからお話しなければ。

今回日本に滞在した目的は4つあって、

一つ目は役所の手続きです。

昨年は収入ゼロで確定申告をしていなかったので、国民健康保険の算定基礎となる収入額が概算のままでした。

市役所で申告することで無収入として算定され、若干ですが還付されるとのことでした。

あとはマイナンバーカードの取得手続きをしてきました。

次に私自身のチェックアップです。昨年の10月に3日間の意識不明で入院しました。

この病気のお話はまた別の機会にしたいと思いますが、四つ目に挙げた「日本で働く」ことについて主治医に相談をしました。

三つ目は父に会いに行くことです。サ高住の施設長さんからの事前のメールでだいぶ認知症が進んで介護度も5になったとのことと。

「もう息子さんのことも分からないかもしれない」とも書かれていたので覚悟していたのですが、会って少しすると、以前とさほど変わらぬ感じだったのでほっとしました。

この話もまた別にしたいと思います。

そして四つ目は日本で働くことです。

4年前にフィリピンでビジネスをすると決めたときに当面の日本滞在費を残してフィリピンに送金したのですが、父の事などがあって、ついに日本の預金が底をついてしまったのです。

フィリピンから日本に資金を戻すことも考えたのですが、今は正念場で資金を戻すことはできればしたくありません。

しかし、果たして50歳代で仕事は見つかるのか、少し前の派遣切りとか40代であっても仕事を見つけることも困難というイメージがあって、景気が回復しているとか労働者不足などというニュースを聞いても、実際どうなのか不安がありました。

そして結果から言うと、初めて派遣会社に登録して工場で働きました。

この経験についてお話しし、次にセブでの5年間を生活面から振り返り、最後にこのブログのメインテーマであるタクシービジネスについてお話していきたいと思います。

以下は予定で変更がありますのでご了承ください。

50代初めての派遣で工場勤務

  1. 準備編  派遣会社登録から入寮まで
  2. 仕事編  初めての立ち仕事と夜勤、給料から退職まで
  3. 日本の外国人労働者問題と非正規雇用問題を考えてみる

セブ生活の5年間と将来

  1. (プロローグ)フィリピンへの移住に向いている人向いていない人
  2. セブという選択 なぜ語学留学にセブを選んだのか
  3. はじめてのフィリピン入国 リターンチケットも捨てチケットも知らなかった
  4. 衛生事情と医療事情 日本とは大違い
  5. セブの物価と為替 円安で悲鳴、インフレでため息
  6. 食生活と健康 周りは高血圧と糖尿病とメタボだらけ
  7. 半年間の英語学校での生活 費用対効果は?生徒の視線で英語学校経営を考える
  8. セブの住環境
  9. 移住を決意1 海外移住と親の介護問題
  10. 移住を決意2 年金受給まで暮らせるか、年金で暮らしていけるか?
  11. フィリピンでの起業は無謀な決断?
  12. リタイアメントビザ取得。ぶっちゃけどうなの?
  13. 住民票問題 住所は抜くべき?税金、年金、健康保険
  14. セブで初めての一人暮らし
  15. 移住するなら銀行口座を開設しよう
  16. バイクは便利?危険?車は?
  17. セブの治安と防犯
  18. お金を貸してくれと言われたら?
  19. 日本人や日本人コミュニティーとの付き合い
  20. フィリピン人女性との結婚 なるべく失敗しないための知識と心構え
  21. 結婚手続 大変だけど自分することをおすすめ
  22. 結婚ビザ13A取得 でも永住権取得ではない?
  23. フィリピンの大家族文化はしんどい?楽しい?
  24. フィリピンで土地を買うリスク、家を建てる難易度
  25. 30年後のニッポンとフィリピン 楽観的な見方と悲観的な見方
  26. フィリピンでの老後を考える 海外移住すると介護保険料は払い損
  27. 自分が死んだら家族はどうなる? 遺族年金の受給要件はたった1日で天国と地獄の差
  28. フィリピンに骨をうずめるということ。土葬になるの?散骨は?

タクシービジネスの5年間

  1. おんぼろタクシーでスタート ダメもとでとりあえず始めてみた1年目
  2. 新車が大事故、ビジネスパートナーがギブアップ もうだめかと思った2年目
  3. 二人目のビジネスパートナーが失踪  甘くはないフィリピンビジネスを実感した3年目
  4. 妻と3人目のビジネスパートナーの新体制 試行錯誤の日々の4年目
  5. やっと黒字基調確立か? やっと軌道に乗ってて来た5年目

 

気分次第で内容は変わるかもしれませんがご容赦ください。今のペースでは12月中に全部投稿は無理だなあ。フィリピンスタイルで無理せず頑張ります。

そして年が明けましたら引き続きセブでの生活やビジネスについてつぶやきながら以下のような投稿をしていきたいと思っております、

  • 新年の抱負 今年の目標と計画
  • セブにたどり着くまでの私  詳しいプロフィール
  • 「セブで聖書を読んでみる」

まだ少しのどの痛みと頭痛が残っていますがかなり復活してきました。ではまた明日。

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