カモテス旅行(神秘的な鍾乳洞)

今回は、カモテス旅行3日目の午前中の様子です。

カモテス旅行(3日目午前)

ブキラットケイブ(Bukilat Cave)

今日最初に行く場所はブキラットケイブで場所はここです。

パシハン島からポロ島に渡ります。ポロ島は、西部のポロ町、東部のトゥデラ町の2自治体からなります。下の写真はポロ町ですが、おしゃれな感じの家が並んでいました。

バイクに乗った欧米人を見かけました。カモテスは近年欧米からの移住や中・長期滞在者が増えてきているようです。きれいな海が近くにある、都会から離れたフィリピンの田舎に住みたいという方にとっては、いい選択肢なのではないかと思います。

また、月一回程度、交通費500ペソもあれば、セブ市に日帰りで買い物にも行こうと思えば行けないことはありません。(早起きする必要はありますが)

海は南側で、遠くにボホール島があります。セブ島までの2倍の距離があるので、肉眼では見えません。(私の視力では)

下の写真は、ポロ島の東の町、トゥデラ町の中心地です。

セブ州であるカモテス諸島ではセブアノ語が話されますが、以前はレイテ州だっとこともあります。そのため、島の東(レイテ島側)では、レイテ島(主に東部)で話されるワライ語も一部話されるそうです。

ちなみにポロ島という島の名前はワライ語で島を意味するプロ(Purô)から来ているとされます。 

また、トゥデラには、ビサヤ地方で絶滅の危機にある希少言語とされる、ポロハノン語(Porohanon)を話す人々が23,000人いるとされます。ポロハノンは、ヒリガイノン語に近いとされています。

ヒリガイノン語は、フィリピンの西ビサヤ地方のイロイロ州や西ネグロス州(ネグロス・オクシデンタル州)で話され、イロンゴ語(Ilonggo)とも呼ばれています。(ウィキペディアより)レイテ島の言葉ではなく、反対の方角の言語に近いというのはちょっと不思議です。

ブキラットケイブ(Bukilat Cave)に到着しました。後から来た貸し切りジプニーは大音量でカラオケしてました。

昔、職場旅行でバスの中でカラオケしてたことを、ふと思い出しました。あとは、「男はつらいよ」のビデオも定番でした。もう30年以上前です。

料金所です。ここで入場料を支払います。料金は20ペソだったと思います。

レクチャーが始まるまで、地名ボードの前で記念撮影

レクチャーが始まりました。

  • 制限時間30分
  • 鍾乳石に触れない
  • 洞窟内での食事、アルコールの禁止
  • フラッシュ撮影禁止
  • 小便は外にあるトイレを使用すること

などの注意事項と洞窟に関する説明がありました。フィリピンの観光地で、こんなにしっかり事前レクチャーすることは珍しいのではないでしょうか。ここは公営で、町が管理しているようですが、しっかり保存しようとしていることが伺えます。

初日に行ったティムボケイブとは異なり、周囲はジャングルのようです。

まず入り口で写真、渋滞します。

入り口付近に鍾乳石があります。なぜ青紫の色をしているでしょう?このタイプはなぜか洞窟内では見当たらず、入口付近のみでした。

中に入ると、つらら状の鍾乳石が見られます。天井には穴が空いており(洞窟内に7箇所空いているそうです)、光が差してより一層神秘的な雰囲気を醸し出しています。

入り口から降りたところから見た全景です。アドベンチャー映画などの舞台に使えそうな雰囲気です(自然保護で許可されないかもしれないですが)。

この水はとてもきれいなのですが、実は海とつながっていて(この場所も海から比較的近い場所にあります)、潮の満ち引きで水面の高さが変化するそうです。

この日は干潮で、深いところでもヒザ下くらいの高さでした。満潮のときは泳げるくらいになるそうです。

洞窟は更に奥に続いているのですが、立入禁止になっていて、人が入れる空間は見渡せる範囲です。

この洞窟は、第二次世界大戦中に、戦火を逃れようと住民が隠れていたそうです。

日本の統治下にあったフィリピンを奪還するために最初に攻略しようとしたのがレイテ島ですが、この「レイテ島の戦い」で勝利したアメリカ軍は、カモテスを経てセブにも攻め込み、ルソン島の首都マニラを目指します。
「レイテ島の戦い」は、100万人以上のフィリピン人、50人万人以上の日本人と多くの人が犠牲になったとされるフィリピン戦線のなかでも、大きな戦闘であり、レイテ沖海戦では神風特別攻撃隊による特攻作戦が最初に行われました。

以前の投稿でもお話しましたが、カモテス島では、後に戦争裁判で日本軍による村の住民への虐殺が裁かれています。

最近でも、イスラエルやミャンマー、アフガニスタンなどのニュースが流れました。平和であることに感謝し、皆が平穏に暮らせるよう祈ります。

ブサイ滝(Busay falls)

次は「泳げる滝」ブサイ滝に向かいます。場所はさきほどのブキラットケイブからそう遠くありません。

駐車場はありません。路上に駐車します。

滝までは10分ほど歩きますが、ハイキングコースのように小道があるので、気持ちいい気分で歩けます。

滝に着きました。

エメラルドグリーンの水面です。セブ島にはカワサン滝というもっと大きな滝壺があります。それに比べるとちっちゃいのですが、カワサン滝が有料なのに対し、こちらは無料です。

滝からただ遠くを眺めているの図(α波に満ちています)

SMS映えショットです

滝マッサージです。

滝に一番近い小川にはなぜか橋がかかっています。でもちょっと怖い。

おわりに

今月上旬に風邪を引いて、今回は数日寝込む程度で一旦回復したのですが、そのご喉の痛みと咳が残って今に至っております。

ここ数年、風邪では必ずのどがやられて長引きます。何度も目が覚めるので、それもしんどいです。

さて、セブは8月からMECQになり、ドライバーの稼ぎもますます厳しくなっています。ビジネスについては次回の、「タクシービジネス備忘録8月」でお話したいと思います。

また、少し前に、メンタリストDaiGo氏のユーチューブ動画での発言について批判、炎上した事件がありました。

私が過去に公務員の仕事としてホームレスの人々と関わったことから、当ブロクでもこれまでも何度かホームレス問題についても取り上げました。 

ホームレスに関してはデリケートな問題でもあり、これまでは周辺の貧困ビジネスについてお話してきました。(いずれはもう少し突っ込んでみたいとは思っています)

メンタリストDaiGo氏の発言についても近いうちに投稿でコメントしようかなと思っています。

とりあえず、体調が戻ればいいのですが。もう9月もすぐそこです。日本はもう残暑の季節で暑さももう一息でしょうか。コロナの状況は心配ですが、もうすこし頑張りましょう。

※今回の動画はサイドバーにリンクを貼っていますので、よろしければご覧ください。

《お礼》
カモテス旅行の最初の動画の「カモテス旅行(セブ出発から到着まで)」の投稿で、チャンネル登録者数がもうすぐ50名とお話したところですが、その後100名を超え、今日の時点で130名でした。少しづつですが増えてきておりまして、励みになります。

このブログも始めてしばらくは一日数名の閲覧でした。1年目は約5ヶ月間で800人、4年目となる昨年は、延べ1万人の方に訪れていただき、5年目の今年は既に同数となりました。

ただ、今月は、風邪で、情報のみの更新で記事を投稿していなかったら、参加している『にほんブログ村』の『INランキング』が圏外になってしまいました。記事下かサイドバーの『にほんブログ村』のバーナーボタンを押して頂けるとありがたいです。

ユーチューブ動画も、とりあえず5年は続けることを目標にしています。

お礼を申し上げますとともに、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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