最近のニュースから(大統領選挙など)

※今回はユーチューブのコミュニティ欄に本日投稿した内容をベースにしています。

フィリピンでは5月9日、大統領選挙が終わりました。

コロナ対応、経済、外交、安全保障、麻薬などの治安問題など問題は山積みです。今後6年間のフィリピンがどうなっていくのか、新しい大統領に注目していきたいと思います。

なお、大統領就任式は憲法により6月30日に行うと定められています。

大統領選挙は故マルコス元大統領の長男のフェルディナンド・マルコス・ジュニア氏とロブレド氏という前回の副大統領選挙と同じ一騎打ちという構図で、前回は僅差でロブレド氏が勝利しましたが、今回はマルコス氏の圧勝でした。

ドゥテルテ大統領は最後まで候補者の誰を支持するかについて明言しませんでしたが、マルコス氏が副大統領候補としてドゥテルテ大統領の娘サラ氏とタンデムを組み、現政権の政策を踏襲することへの有権者の期待は大きく、もともと優位であったマルコス氏ですが、さらにドゥテルテ大統領やサラ氏の支持層が加わり大きな得票数につながったと思われます。

今回、サラ氏が副大統領に当選したため、前政権のような大統領と副大統領が対立するという構図は解消されました。サラ氏は2位にトリプルスコアで圧勝し、恐らくは6年後の次期大統領選挙の有力候補としての期待も高まっていくのではないかと思われす。

ところで、昨日の上島竜兵さんの訃報にはおどろきました。出川哲朗さんのテレビ東京の「充電させてもらえませんか(充電旅)」はよく見ていました。出川さんとの掛け合いは本当におもしろかった。

志村けんさんのときもそうですが、お茶の間でいつも笑わせてくれた方の訃報は、余計にショックで辛いものがあります。

60歳という年齢やコロナの影響もあったのでしょうか。本人にしか分からないことですから、ただただ、安らかな眠りをお祈りするだけです。

フィリピン正副大統領選

「フィリピン正副大統領選、マルコス=サラ陣営の圧勝で終幕~ドゥテルテ路線の継承がどのような政策に繋がるかを注視する必要性は高まっている~」(第一生命経済研究所 2020.05.10)

https://www.dlri.co.jp/report/macro/186880.html

セブ州知事選

「セブ州知事選挙でガルシアは、「歴史的な」勝利をおさめた」
「Cebu’s Garcia takes fresh gubernatorial term anew after ‘historic’ win」(ABS-CBNニュース2022.5.11)

https://news.abs-cbn.com/news/05/11/22/cebus-garcia-takes-fresh-gubernatorial-term-after-historic-win

ガルシアは、341,455票しかなかった元観光大臣のエース・デュラノに対して1,478,436票を獲得し圧勝した。

フィリピンGDP8.3%増(1~3月期)

「フィリピンGDP8.3%増 1~3月期 個人消費持ち直し」(日本経済新聞 2022.05.12)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM119CK0R10C22A5000000/

フィリピン統計庁は12日、2022年1~3月期の実質国内総生産(GDP)が前年同期比8.3%増になったと発表した。新型コロナウイルスの感染者数が減少し移動・行動制限を緩和したことで、個人消費が持ち直した

タイ、入国規制を5月撤廃

「タイ、入国規制を5月撤廃 ワクチン接種で検査不要」(JIJI.com 2022.4.23)

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022042300194&g=int →「リンク切れ」

タイ政府は22日、新型コロナウイルスワクチンの接種を完了した渡航者について、5月1日から入国時のPCR検査を不要とする方針を決めた。未接種の場合は5日間の隔離を求めるが、渡航前検査の陰性証明があれば免除する。これにより、入国規制はほぼ撤廃される。

※なお、シンガポールも同様にワクチン接種済みを条件に入国前検査を撤廃しています

日本のタミヤが新しい工場をセブに建設

5 日本のタミヤが20億ペソを新しいセブ施設に注ぎ込む

「Japan’s Tamiya to pour P2 billion into new Cebu facilities」(Rappler  26, 2022.4.26)

タミヤはセブライトインダストリアルパーク内におもちゃの車などを生産するための新しい施設を建設する予定です

タミヤはは現在、セブ島マクタン島に40,000平方メートルの施設を持ち、1,200人以上の労働者がモデルの組み立てに従事しています。

新施設は3年間で300人の追加雇用を生み出し、生産量を5%増加させ、全体の生産能力を20%増加させるとのことです。同社は2023年9月までに新工場の操業を開始することを目標としている。

タミヤの年間輸出額は現在3000万ドルで、その80%がフィリピンで生産されています。同社はこの国で約30年間事業を行っています。

EV産業を強力に支援する法案は大統領の署名待ち

「EV産業を強力に支援する法案は大統領の署名待ち」(JETRO日本貿易振興機構(ジェトロ)2022.04.22)

https://www.jetro.go.jp/biz/areareports/special/2022/0302/ca5ca37700d262f3

フィリピン議会の両院協議会は「EV・充電スタンド法案」(上院法案1382号)と「EV産業育成法案」(下院法案10213)の調整法案(注3)を2021年12月に議会へ提出した(政府通信社12月16日)。同法案は下上院で可決され、2022年3月22日時点で大統領の署名待ちの状態だ。同法案は、エネルギー安全保障や産業開発などの観点から、EV産業育成に関する国家戦略を定め、EVに関する制度の基礎的なフレームワークを提示している。

クラーク空港、新ターミナルの運用開始

フィリピン クラーク空港、新ターミナルの運用開始」(NNA ASIA 2022.05.04)

 フィリピンのルソン島中部パンパンガ州にあるクラーク国際空港の新ターミナルビルが、2日に正式運用を開始した。旅客処理能力は800万人と倍増し、マニラ国際空港の混雑解消の役割などが期待される。

南シナ海問題は次のフィリピン大統領を圧迫

「南シナ海問題は次のフィリピン大統領を圧迫する」(NIKEEI Asia2022.05.04)
「South China Sea issue will weigh on next Philippine president」

https://asia.nikkei.com/Politics/Philippine-elections/South-China-Sea-issue-will-weigh-on-next-Philippine-president

5月9日以降のフェルディナンドマルコスジュニアであろうとレニーロブレドであろうと、争われている南シナ海は、次期フィリピン大統領にとって最も深刻な外交政策の課題であり続けるでしょう。

日本がフィリピンに大型巡視船を供与

「日本がフィリピンに大型巡視船を供与 南シナ海警備などのため」(NHK 2022.05.06)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220506/k10013613461000.html ←リンク切れ 

中国が海洋進出を強める南シナ海での警備などに役立ててもらおうと、日本政府はフィリピンの沿岸警備隊に大型の巡視船を供与し、6日、首都マニラで就役式が行われました。

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