↑チョンワ病院です。
今回は山の中のプールに行ってきた話をしようと思っっていたのですが次の機会にして、昨日の1日を振り返りたいと思います。
ドライバーの急病
お昼近くにドライバーから連絡で急に具合が悪くなり病院に行くという連絡がありました。
彼の娘さんは弁護士とのことで彼女の自家用車で病院まで送ってもらうとのことでした。彼の年齢は60歳近く(※)なので、娘さんたちに援助してもらって、タクシードライバーのようなハードな仕事をリタイアすれば?と聞いたことがあるのですが、自分で生活するお金は自分で稼ぐ主義なのだそうです。
※『2016年5月19日、世界保健機関(WHO)が発表した世界保健統計2016によると、世界一の長寿国は前年同様日本で男女平均が83.7歳だった。2位はスイスで83.4歳、3位はシンガポールで83.1歳となっている。男性で長寿の国は、1位がスイスで81.3歳、2位がアイスランドで81.2歳、3位がオーストラリアで80.9歳。日本の男性はイタリアと同じく80.5歳で6位。女性は1位が日本で86.8歳、2位がシンガポールで86.1歳、3位が韓国とスペインで85.5歳とアジア3カ国がトップ3に入る。』なお、『フィリピンは男女平均68.5歳で124位、男性は65.3歳で126位、女性は72.0歳で117位』となっています。(MEMORVAを参照)
つまりフィリピンの男性の平均寿命は日本の年金支給年齢とほぼ同じという感じです。ジェトロの資料「現地人の雇用詳細」によるとフィリピンの定年について「60歳に達し、5 年以上勤務した従業員には、就労年数 1 年あたり最低 2 分の 1 か月分の給与に相当する退職金を支払う。」とされています。老後は年金生活でのんびり暮らすというような余裕はあまりないといえると思います。日本もだんだんそうなっていますが。
彼はチョンワ病院に入院し、一般病棟に移ったようなので、明日お見舞いに行こうと思っています。
発作を起こした人は2年間運転禁止
サブドライバーが見つからず近所の運転できる知人に運転を頼み同行しドライバーが夜間駐車させてもらっているガソリンスタンドまで運転していきました。
会社の車庫はリロアンというセブの市街地からは結構離れた郊外にあるのですが、彼もそうなのですが、反対の南の方に住んでいるドライバーもいます。ちなみに一番遠くからきているドライバーはジンベイザメで有名なオスロブの近くからバスに乗って来てます。
信頼できる24時間制のレギュラードライバーには自分たちで責任を持つ条件で管理することを許しています。彼のペアの場合はガソリンスタンドに頼んで深夜の間だけ置かせてもらっています。
で、私の2年間運転禁止についてですが、日本に一時帰宅した時に気を失って救急搬送されました。この病気については今後再び日本に帰って治療を受けなければならないので、その時に治療記録を書こうかなと思っています。
発作による運転禁止というと「てんかん」が知られています。私の場合はそうではないのですが主治医に「けいれん発作を起こして気を失ったので日本では2年間は運転できないことになっている。フィリピンでどうかは知らないけれど」と言われました。もっとも免許証に関する手続きは必要ないみたいで返却もしていません。
病気を隠して運転したところ発作による死傷事故の報道が記憶にありますが、たしかにドライバーなどの運転業務が職業だったり営業職のように仕事上、車の運転が必須だったりすると場合によっては職を失うようなかなり厳しい状況となると思います。それでも事故を起こしてしまったら大変なことになります。
フィリピンの交通事情については別の機会に詳しくお話ししたいと思うのですが、もともと今までに「当たり屋」に近い感じで500ペソ要求されたり、やたら交通違反取締が多く(1,000ペソでもみ消すと言ってくるなど懐を潤すためにやたら頑張って取り締まっているのではと勘繰ります。)、一方、最近は正規の罰則規定も反則金が高くなってきたり厳しくなっています。また、ジプニーにぶつけられたり、追い越しをかけてきたバイクにぶつけてしまったりと、もうできるだけ運転はしたくないと思っていたこともあり、これはきっと「もう運転するな」という神様か仏様かご先祖様のお告げだと思って、これを機会に運転を控えることにしました。
銀行のATMキャッシュカードが使えない
私は現在、三つの銀行を利用しているのですが、ATMで引き出そうとしたらカードは使えなくなってしまいました。銀行へ行って確認してもらったら、原因は1年間出し入れがないと使えなくなってしまうとのこと。
ちなみに他の銀行にも確認したらそちらは2年とのことで銀行によって違うようです。
ともあれ無事終了しました。
帰りはバイク便
帰りは金曜日の大渋滞でした。最初はデパートの無料シャトルバスに乗ったのですが歩いたほうが早い感じでした。
終着地からも渋滞が予想されるのでバイクを利用しました。今までに郊外や山の中ではトライシクル(バイクに補助席をつけたもの)やバイクに乗ったことはあるのですが、市内では初めてです。
バイクはLTFRBの所管ではないようで全く自由に営業してます。違法ではないようですが、全部自己責任です。
私の知り合いは事故にあって足を怪我し治療代の数千ペソを自腹で払ったそうです。
田舎で乗ったときはドライバーの後ろに私と二人の友人の4人乗りを経験したことがありますが、さすがに市街地は二人乗りでヘルメットも必須です。
ある島で乗ったときはノーヘルで80キロぐらいは出しているのではないかというようなスピードで走り、これで車とぶつかったり転倒して固いモノにぶつかったら即死だと思うような経験もしており、あまり他人のバイクに乗るのは気がすすまないのですが、だいぶ時間も遅くなっており運転手がバウンダリー(使用料)を払う時間に間に合わなくなってしまうので仕方ありません。
ドライバーには「safety drive please」を連呼してお願いしました。
値段は交渉次第です。一人だったらジプニーよりは高くタクシーよりは安い感じだと思います。二人だとタクシーの方が安いかもしれません。私一人だととても値段交渉にも自信がありませんし怖いので一人だったら乗ろうとは思わないです。
渋滞をすり抜けどんどん進みます。カミさんの方のバイクは車に接触されましたが双方合意で事故扱いでなく済みました。
日本はもの凄い寒波到来で寒いようですが体調にお気を付けください。それではまた明日。